GNGニューズレター3月21日号:アサヒ飲料、エナジードリンク「モンスターエナジー」ブランドの国内独占販売権を取得、ほか

コカ・コーラシステムから「burn(バーン)」が発売され、エナジードリンク(エナジーショット)に対する関心が俄かに高まっているようです。
アサヒ飲料が「モンスターエナジー」ブランドの日本国内における独占販売権を取得しました。
日本にも本格的なエナジードリンク市場が形成されつつあるようです。

Natural Products Expo Westで、業界関係者と情報交換した際に聞いた話ですが、エナジードリンク(ショット含む)の成長は著しく、2015年には110億ドル(約9,240億円)に達すると予測されているようです。
2010年の米国エナジードリンクの市場規模は約64億ドルですから(Euromonitor)、2倍近く成長するという見通しです。

エナジードリンク市場の新しいトレンドとして、新規ターゲットを狙った商品による新しいカテゴリーが生まれようとしています。
今までのエナジードリンクは「エナジー補給・維持」が目的であり、カフェイン、タウリンなどで「素早く」エネルギーを補給し、かつ「持続力」が商品ベネフィットでした。
これに対し新しいカテゴリーは「ナチュラルエナジー」と呼ばれています。

「ナチュラルエナジー」は、野菜やフルーツの天然の機能性成分でエネルギー補給を訴求し、かつヘルシーさをアピールしています。
Expo Westでも「ナチュラルエナジー」はとても目立っていました。

「ナチュラルエナジー」は、日本人にとってわかり易く、受け入れやすいコンセプトだと思います。
また、「ナチュラルヘルシー」という時代のトレンドとも合致しています。

健康的なエナジードリンク、それが「ナチュラルエナジー」ですが、日本に登場する日も、そう遠くはないと思います。

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GNGニューズレター 2012年3月21日号トピック
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●コカ・日本水産、「こどものみかたDHA」など6品種を発売
●キリンビバレッジ、「回復系アミノ酸オルニチン」など配合の「キリン アミノサプリC」を発売
●アサヒ飲料、16種類の「黒の健康素材」でつくった「アサヒ プレミアム黒十六茶 PET275ml」を発売
●アサヒフードアンドヘルスケア、ピーチ味の袋入りキャンディ「うるつや果実 ビタミンとコラーゲン」を発売
●アサヒ飲料、エナジードリンク「モンスターエナジー」ブランドの国内独占販売権を取得
●伊藤園、フェカリス菌含有乳性飲料のスギ花粉に対する症状緩和効果を確認

など

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