米国新食事ガイドラインが超加工食品(UPF)に与える影響と市場の展望、ほか|GNGグローバルニュース2026年10月1日

こんにちは、GNGの市野です。
今号も、食品・サプリメント業界に関わる海外の興味深い動きが届いています。
市場や商品、規制など、さまざまな変化が見られます。

例えば…

・米国新食事ガイドラインが超加工食品(UPF)に与える影響と市場の展望
米国の新たな食事ガイドラインでは、UPFの制限や「リアルフード」「ホールフーズ」へのシフトが打ち出されています。
高たんぱく質食品への需要など、市場への影響も広がりそうです。

・Ritual社が新商品「Perimenopause Health」を発売し閉経周辺期カテゴリーへ参入
女性の健康領域で、閉経周辺期に特化したサプリメントが登場しました。
既存製品への不満を背景に、専門家の助言を取り入れて開発された商品設計にも注目です。

・EFSAがCBDのノベルフード申請に初の肯定意見、欧州における規制の転換点へ
EFSAがCBDについて初めて肯定的な安全性意見を公表しました。
一方で、認められた摂取量や科学的エビデンスをめぐっては、今後の動向が気になるところです。

このほかにも、研究開発や商品、各国の規制に関するニュースを掲載しています。
海外市場の動きをまとめて確認することで、業界の変化をより立体的に捉えていただけます。

この記事について

GNGでは、会員向けに世界各国の健康・食・栄養に関するニュースをセレクトし、日本語に要約したものを月に4回、ニューズレター「GNGグローバルニュース」として配信しています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

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■GNGグローバルニュース 2026年10月1日号 トピックス

Market News
●Amazonのダイエタリーサプリメント規制強化と品質管理における課題
●米国新食事ガイドラインが超加工食品(UPF)に与える影響と市場の展望
●Ritual社が新商品「Perimenopause Health」を発売し閉経周辺期カテゴリーへ参入
●Health-spanとLongevityを牽引するサプリメント科学の最新研究動向
●ボーンブロスがクリーンラベルと女性の健康トレンドに適合―栄養密度と簡素化で支持拡大

Products & technology News
●PepsiやMountain Dewに見る飲料と個人ケアのコラボ展開

Science News
●脂肪酸プロファイルによる目の健康リスク予測研究に米国NIHが助成金
●高齢女性の筋たんぱく質合成を促進するHMBとホエイプロテインの併用ベネフィットが判明
●コーヒーチェリー由来の非従来型酵母にプロバイオティクスおよびポストバイオティクスの可能性

Company News
●Beyond Meat社が高級スーパーErewhon社で「Beyond Steak Filet」を発売
●Milk Bar社がBeyond Meat社と提携、「Beyond Breakfast Sausage」商品を限定発売

Regulatory News
●米国でダイエタリーサプリメントイノベーション法案提出、医薬品排除規定を現代化へ
●オーストラリア・ニュージーランドで食品表示制度改革が議論―HSR義務化案と運用統一へ
●インドネシアが遺伝子組み換え食品の輸入に関するハラール規則を正式化
●EFSAがCBDのノベルフード申請に初の肯定意見、欧州における規制の転換点へ

[今号のハイライト]

米国新食事ガイドラインが超加工食品(UPF)に与える影響と市場の展望

 米国連邦政府が発表した「2025-2030年版 食事ガイドライン」は、従来のUPF(超加工食品)中心の食生活から「リアルフード」や「ホールフーズ」へと舵を切る転換点となった。Robert F. Kennedy Jr.保健福祉省長官の提唱に基づく本指針は野菜や全粒穀物の摂取を促し、UPFの制限を求めている。
米国農務省(USDA)は従来の食事バランスの優先順位を見直し、高品質な動物性たんぱく質や全脂乳製品を推奨し、成人に1日あたり体重1 kgあたり1.2〜1.6 gのたんぱく質摂取や1食あたり10 g以下の添加糖類制限を設定した。
 2026年2月のBNP Paribas社の分析によると、2025年時点で成人のカロリーの53%、子供の62%をUPFが占める中、本改定は食品投資を一変させる可能性がある。またGallup社のデータによれば、ウエイトロス目的のGLP-1減量薬使用率は2024年の3%から2026年には11%へ拡大しており、高たんぱく質食品の需要を加速させている。
栄養研究者のBarry Popkin博士は、Ingredients Networkに対し、持続可能なフードシステムへの移行には数十年を要すると指摘している。

出典
IngredientsNetwork(2026年9月10日)
https://www.ingredientsnetwork.com/do-the-us-dietary-guidelines-put-upfs-under-news129951.html?utm_campaign=HLN00INN-IR-2026-IN-Newsletter-Week38&utm_emailname=HLN00INN-IR-2026-Newsletter-Week38&utm_medium=email&utm_source=eloqua&utm_MDMContactID=b50c5a7e-81cd-4425-8e0f-8eb2e4a00736&utm_campaigntype=Newsletter&eM=2df495b03823e014ae1cf0fb19b3755948b0b411b82cbc874989dfd640d74163&eventSeriesCode=ES_INGDTNTWRK&eventEditionCode=HLN00INN&sessionCode=S_WNIINGNWSLTR&sp_eh=2df495b03823e014ae1cf0fb19b3755948b0b411b82cbc874989dfd640d74163
 (会員向けニューズレター「GNGグローバルニュース2026年10月1日号」より抜粋)

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