こんにちは、GNGの市野です。
今号も、食品・サプリメント業界の今後を考えるうえで気になる海外ニュースが届いています。市場の変化から規制、研究・技術まで、
さまざまな動きが見られます。
例えば…
・クレアチンが食品・飲料市場でメインストリーム化へ — Gen Zの関心と製品開発が加速
スポーツサプリメントのイメージが強いクレアチンが、食品や飲料へと用途を広げています。
Gen Zの関心を背景に、各ブランドの商品開発や投資も進んでおり、食品・飲料市場での今後の広がりが注目されます。
・アシュワガンダの欧州規制強化と品質標準化に向けた業界動向
ストレスや睡眠をサポートする商品で需要が広がる一方、安全性や品質の一貫性をめぐる課題も浮上しています。欧州で進む規制強化と、
業界の品質標準化に向けた動きが焦点となりそうです。
・オリーブ廃液から高活性な抗酸化抽出物を回収する新規技術:スペインの研究チームが発表
食品製造の副産物から、機能性食品やニュートラシューティカルへの活用が期待される成分を回収する技術が開発されました。
廃棄物を新たな原料へ転換する取り組みとして、今後の応用が注目されます。
このほかにも、個別化栄養やフードテック、パーソナライズウェルネスなど、海外市場の変化を捉えるニュースを掲載しています。
複数の記事を通して読むことで、業界全体の流れをより立体的に把握できます。
この記事について
GNGでは、会員向けに世界各国の健康・食・栄養に関するニュースをセレクトし、日本語に要約したものを月に4回、ニューズレター「GNGグローバルニュース」として配信しています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。
……グローバルニュートリション研究会 会員企業様は、会員サイトにて、すべての記事をお読みいただけます。
■GNGグローバルニュース 2026年10月8日号 トピックス
Market News
●個別の要素を繋ぐ「フルスタック・ウェルネス※」が導くサプリメントイノベーションの未来
●クレアチンが食品・飲料市場でメインストリーム化へ — Gen Zの関心と製品開発が加速
●Whole Foods Market社がアクセラレーター選出企業を発表、食料品の未来を示す5つのトレンド
●個別化栄養アプリにおける行動科学と生物学の統合に関する市場動向
●大手食品企業が直面する超加工食品規制と再生農業・フードテック投資
Products & technology News
●The Better Menopause社、英国でサプリメント「The Better Gut」等を展開し臨床試験で科学的エビデンス創出へ
Science News
●オリーブ廃液から高活性な抗酸化抽出物を回収する新規技術:スペインの研究チームが発表
●未利用の食品廃棄物を高付加価値原料へ転換する欧州スタートアップ2社の挑戦
Company News
●Elixinol Wellness社がVitable社を250万豪ドルで買収、パーソナライズウェルネス事業を拡大
Regulatory News
●アシュワガンダの欧州規制強化と品質標準化に向けた業界動向
[今号のハイライト]
クレアチンが食品・飲料市場でメインストリーム化へ — Gen Zの関心と製品開発が加速
機能性成分のクレアチンが、サプリメントの枠を超えて一般的な食品や飲料へ用途を広げている。2026年9月24日、Natasha Spencer-Jolliffe氏の報告によると、Gen Z世代を中心に需要が高まり、各ブランドが生産投資や開発を推進している。
Mintel社の調査によると、米国のGen Z消費者の36%がクレアチンを摂取してヘルスベネフィットを実感し、認知していない割合は5%にとどまる。過去5年間のクレアチン配合新商品のうち、82%が栄養ドリンク等、13%がビタミン・ダイエタリーサプリメント、3%がスポーツ・エナジー飲料であった。 Mintel社のEmma Schofield氏は成長を認めつつも、メインストリーム化は途上段階と分析する。
事例として、Ehrmann社が2025年10月に欧州で発売した「High Protein Creatine」商品群がある。バーやプリン等で展開し、1食あたり20gのたんぱく質と1.5gのクレアチンを含む。
ヘルスクレーム表示には規制上の課題が残るが、Mintel社のCormac Henry氏は投入遅延のリスクを指摘する。カナダの消費者の45%が医療専門家に助言を求める一方、食品企業を頼る割合は12%にとどまり、明確な表示がなくても消費者が自ら価値を判断して需要が高まる可能性が示唆されている。
出典
IngredientsNetwork(2026年9月24日)
https://www.ingredientsnetwork.com/is-creatine-going-mainstream-in-food-and-drink-news130037.html
(会員向けニューズレター「GNGグローバルニュース2026年10月8日号」より抜粋)
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