10年来、世界的にも健康食品市場の成長に貢献してきたオメガ３脂肪酸ですが、2013年、2014年とマイナス成長が続きました。
背景には、ネガティブな研究報告があります。
特に米国ダイエタリーサプリメント市場で影響が大きいのですが、元々、米国ダイエタリーサプリメント市場は、エビデンス・ベ
ースで成長してきました。
ネガティブな研究報告で市場がシュリンクした代表例はビタミンEです。
国際的なオメガ３脂肪酸の業界団体であるGOED（Global Organization for EPA and DHA Omega-3s）が懸命に活動を行った結果、2015年はマイナス成長から脱却できた様です。
サイエンスは常に進化しています。
いつもポジティブな結果がでるとは限りません。
ネガティブな結果が出た場合、市場も大きな影響を受けます。
米国ビタミンE市場は10年以上マイナス成長が続きました。
本号ではオメガ３脂肪酸のグローバル市場を俯瞰してみました。
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■GNGニューズレター 2016年5月2日号トピック
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●オルビス、美白スキンケアと連動開発したサプリメントを発売
●「越後姫」、イチゴとしては初の栄養機能食品として販売
●キリンビバレッジ、機能性表示食品「スーパーファイア ブレッドアンドコーヒー」を発売
●ファンケル子会社、腰の不快感を軽減する機能性表示食品「腰ラックス」を発売
●第4回 機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等に関する検討会
●楽天、美容と健康の悩み解決に特化した情報サイト「ラケア」を公開
●2月の通販売上高、「健康食品」は前年比8%増
など