コメントは、前号に続き、日本のスポーツニュートリションについて分析をしてみました。
その中で、日本のスポーツニュートリションの」市場規模は米国の1/13であると書きました。
人口は約1/3、サプリメントの市場規模も約1/3です。
スポーツニュートリションは、米国に大きく差をつけられています。
原因はいくつか考えられますが、歴史の長さの違いもその一つではないかと思います。
日本では、スポーツニュートリションの草分け的な存在であるSAVASが発売されたのは1980年ですが、米国のスポーツニュートリションはスポーツニュートリションの生みの親と言われるJoe Weiderが初のスポーツニュートリションサプリメントを自身のフィットネスクラブで販売
開始したのが1940年代と言われています。
その後GNCや専門店でスポーツニュートリション商品が販売され始め、定着化したのが1950年代と言われています。
そのため米国スポーツニュートリション市場は、ターゲット、商品ベネフィット(提供価値)、商品形態、原料・素材、メソッド(サービス)が多様化しています。
また、プロテイン市場の規模も日本の14倍あります。
日本のプロテイン市場も好調ですが、それでもまだまだ差があります。
更に、フィットネスジムに通う人口も、日本の約10倍と推計されています。
いよいよ20日は、New Nutrition BusinessのJulian Mellentin氏の講演です。
プレゼン資料には” food explorers”という言葉がよく出てきます。
またサマリー部分では” Japan is cool!”と締めくくっています。
日本企業が10キートレンドをどのように取り入れれば良いのか、助言があると思います。
10キートレンドレポートでは取り上げられていない事例もあり、まさに最新の話が聞けると思います。
私も今から楽しみにしています。
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■GNGニューズレター 2019年2月18日号トピック
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●明治、調製液状乳(液体ミルク)の製造に関わる承認を取得
●大塚製薬、大豆バーSOYJOYブランドから「SOYJOYクリスピー サクラ」を季節限定発売
●森永乳業、「森永アロエ&ヨーグルト 2種の食感 やわらか黄桃」を期間限定発売
●日本初!甘酒に機能性表示食品が登場
●日本初!高めの尿酸値を下げるサプリメント「尿酸サポート」(機能性表示食品)を新発売
●「予防医学を食事から」をコンセプトにした食品ブランド「ドクターズ ナチュラル レシピ」より、100%植物性「ボタニカルライフプロテイン(ほうじ茶味)」が新登場
●アサヒグループ食品、50種の成分入り大人用粉ミルクを発売
●サントリー食品インターナショナル、「デカビタCダブルスーパーチャージ」を刷新
●日本ケロッグ、朝食にもおやつにもぴったりなシリアル「五穀のサクサクカカオ」を新発売
●TPCマーケティングリサーチ、睡眠サポート食品(機能性表示食品)利用者のニーズについて調査結果を発表
●12月の家計調査、サプリは前年比7.9%減に
●氷見市、早稲田大学や森永製菓株式会社と「住民の健康づくりの推進」に関する協定を締結
●山田養蜂場 関西2店舗 リニューアルオープン
●アンペロプシンとキトサンにより血清尿酸値が低下
●緑茶やウーロン茶の摂取、口腔がんリスク低下の可能性
●消費者庁、虚偽・誇大表示の78事業者・83商品に改善要請
●消費者庁、特別用途食品の乳児用調製粉乳1件を許可