ウェルネス総合研究所、「機能性表示食品届出アドバイザー」養成講座を開始、ほか|GNGニューズレター10月15日号

 

本日配信のGNGニューズレターでは、冒頭の巻頭言にて武田がEFSAヘルスクレーム制度がリニューアルされた2012年のNNBについて取り上げています。

国内ニュースからは、機能性表示食品「美JELLY Premium GABA&Mangosteen」販売、ウェルネス総合研究所、「機能性表示食品届出アドバイザー」養成講座を開始、味の素、食と健康の課題解決”に挑む共創プロジェクトのパートナー募集、NOMON、わさびスルフォラファンの摂取による脳機能への効果を検証、といった話題を取り上げています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

こんにちは、GNGの武田です。

10月15日号のGNGニューズレターをお届けいたします。

今週火曜日(10月12日)、一般社団法人ウェルネスフード推進協会と共催で「第19回ウェルネスフードアカデミー」をオンラインで開催しました。
株式会社リーランド代表取締役継田治生さんのMCで、「機能性表示食品制度からみる免疫機能での展開」をテーマに講演をさせて頂きました。そして、株式会社サルタ・プレス代表取締役、株式会社日経BP総合研究所メディカル・ヘルスラボ客員研究員西沢邦浩さんとのパネルディスカッションもさせて頂きました。

私は、EFSAヘルスクレーム制度について、特に、免疫ヘルスクレームに求められる科学的要件について説明をさせて頂くと共に、昨年8月に、機能性表示食品において免疫機能第1号であるキリンさんのプラズマ乳酸菌の届出のケーススタディをさせて頂きました。

西沢さんは、ジャーナリストのお立場から、メディアから見て興味深い免疫素材について、エビデンスをベースに解説されました。
とても興味深い内容でした。
パネルディスカッションでは、機能性表示(ヘルスクレーム)だけでは売れる商品を作るのは難しい、それを魅力的に伝えるストーリーが重要である、ということで意気投合しました。

今号では、厳格なEFSAヘルスクレーム制度がリニューアルされた2012年のNNB(New Nutrition Business)を紐解き、当時の欧州市場における期待をご紹介しています。

そして、その後の経緯を踏まえ、2020年10月におけるNNBの教訓をご紹介しています。
その中に「ヘルスクレームという幻想」というものがあります。
EFSAヘルスクレーム制度は期待されましたが、それのみでは成功できなかった、という反省が込められています。

同じことが、日本のヘルスクレーム制度でもいえると思います。

(株)グローバルニュートリショングループ 武田 猛

GNGニューズレター(国内情報) 2021年10月15日 トピックス

<国内ニュース(要約)>

●機能性表示食品「美JELLY Premium GABA&Mangosteen」販売
●2021年 8月のドラッグストア販売額、「健康食品」は214億円、前年同月比2.5 %増
●2021年8月の通販売上高、「健康食品」は144億800万
●ウェルネス総合研究所、「機能性表示食品届出アドバイザー」養成講座を開始
●丸井グループ、植物肉「ミラクルミート」のDAIZと資本業務提携
●味の素、食と健康の課題解決”に挑む共創プロジェクトのパートナー募集
●キユーピー、マヨネーズのコクが製造後にアップすることを検証
●オリザ油化、「菊の花エキス」の新機能を確認
●NOMON、わさびスルフォラファンの摂取による脳機能への効果を検証
●農水省、「令和3年度農林水産業等研究分野における大学発ベンチャーの起業促進実証委託事業」支援対象の公募結果を発表

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[今号のハイライト]
ウェルネス総合研究所、「機能性表示食品届出アドバイザー」養成講座を開始

[原文:prtimes.jp]

一般社団法人ウェルネス総合研究所は、機能性表示食品制度に関して適切な助言を行い、商品開発や研究などに携わる関係者の方々に正しい知識やノウハウを普及する目的で、認定資格として「機能性表示食品届出アドバイザー」を設置した。
また、機能性表示食品届出アドバイザー養成講座を開始することを発表した。

「機能性表示食品届出アドバイザー」は、ウェルネス総合研究所が監修した同講座を、認定講師より受講した方に認定する制度だ。講座を受講することで、制度を体系的に理解し、届出に関するノウハウを学ぶことができる。

講座における必須カリキュラムとしては、

1)食品表示法概要
2)機能性表示食品制度概要・届出方法
3)安全性の根拠・健康被害情報の収集体制
4)生産・製造及び品質管理・表示の内容
5)機能性の根拠
6)可能な機能性表示

の6項目があり、講師の解説を聞きながらテキストに沿って受講することができる。

現在、講座を実施できる機関及び認定講師は、株式会社グローバルニュートリショングループ 武田猛氏、野菜で健康研究所株式会社 中田光彦氏、有限会社健康栄養評価センター 柿野賢一氏の計3社の3名の講師だ。

(会員向けニューズレター「GNGニューズレター2021年10月15日号」より抜粋)

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