こんにちは、GNG武田です。
今号のNNBでは、アサヒコさんの「豆腐バー」がイノベーションケーススタディとして取り上げられています。そしてそれを受けて、「成功は温故知新にある」と、ギリシャヨーグルトやスキール、カッテージチーズと共に、その成功要因を分析しています。
NNBは、歴史的に日本のイノベーションを好意的に取り上げてきましたが、「イノベーションのアイデアを日本に求める理由」で、その理由を述べています。
一方、プラントベース代替品はじめマイコプロテイン、培養肉の難しさをケーススタディで紹介しています。将来、必ず必要になるこれらの技術を、どのように現在の事業として成立させるかの難しさは、悩ましい問題です。中長期的な事業戦略には、ポートフォリオ戦略が欠かせないと思います。
同じプラントベースでも、アボカドの成功は目覚ましいものがあり、今号では多くのページを割いています。日本でもアボカドは人気の食材ですが、更にブレイクスルーさせるヒントがありそうです。
武田 猛
この記事について
GNGでは、会員向けに英国発信の食品・栄養・健康分野の業界専門誌【NNBマガジン（New Nutrition Business）】を日本語に要約し、定期的にお届けしています（月1回）。
毎月、最新情報を「定点観測」することで、ブランド戦略、マーケット分析、法規制、新技術に関する世界の動向を素早くつかむことができます。
この記事では、その会員向けマガジンの一部を抜粋してご紹介させていただきます。
■NNB（New Nutrition Business）7月号 トピックス
今回、会員向けにお届けしたNNB日本語要約版のタイトルは以下の通りです：
●豆腐バー 日本の伝統食品を再発明
●成功は温故知新にある
●イノベーションのアイデアを日本に求める理由
●熟練のプロでもプラントベース食品を成功させることはできない
●投資家の期待に沿わないマイコプロテイン
●現実に直面するラボミートメーカー、資金難に見舞われる
●ケフィアのパイオニア、伝統食への注力が功を奏する
●栄養を成功ランキングの下位に押しやった米国人のエナジーニーズ
●世界中で愛されるスーパーフルーツの新たな道を探る
●栄養価の高い新しいスナック・ブランドが軌道に乗る
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[今号のハイライト]
豆腐バー 日本の伝統食品を再発明
主力市場の縮小に直面し、日本の豆腐業界をリードする企業が大規模な革新に乗り出した。その結果は？まったく新しいタイプの商品を開発し、新しい消費者にアピールして売上を記録的に伸ばしている。
（会員向けニューズレター「NNBマンスリーレポート2024年7月号」日本語要約版より抜粋）
【NNB（New Nutrition Business）】とは
「NNB（New Nutrition Business）」とは、食品・栄養・健康の分野で読者の75%が企業の経営トップである、英国発信の業界専門誌です。
ブランド戦略、マーケット分析、法規制、新技術に関する世界の動向を、日本語の要約付きでお届けしています（月1回、11月＆12月は「10キートレンド」として合併号を発行）。
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