本日配信のGNGニューズレターでは、冒頭の巻頭言にて武田がヘルスリテラシーについて取り上げています。
国内ニュースからは「プラズマ乳酸菌」シリーズ販売好調 森永製菓からのプロテイン商品も販売開始、ウコンに含まれる成分が腸内フローラを介して脳・脊髄の炎症を抑制 プロドラッグ型「クルクミン」の多発性硬化症治療への応用に期待、資生堂が中国のインナービューティー業界に注力開始 市場拡大のペースアップに対応、日本ハムの新商品、「疲労感の軽減」と「記憶力の維持」の悩みをダブルでサポート、7つの機能性で届出、機能性表示食品『ほぐしあ 31日分』新発売、といった話題を取り上げています。
この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。
こんにちは、GNG武田です。
先週、一般社団法人ウェルネス総合研究所主催の『ウェルネストレンド白書 発刊記念セミナー ~2021年のヘルスケア市場を捉える~』が開催されました。
100名以上の方にご参加いただきました。お忙しい中、ありがとうございました。
当日、ご都合が悪かった方には、動画をご用意しています。
下記よりお申込みください。
私も監修者として、全体総括をお話させて頂きました。
白書全体を通して、気付いたポイントは以下の4つです。
- 日本人のヘルスリテラシーは高くない?
- 進むサプリメント離れ?
- ヘルスクレームの幻想
- ストーリーの重要性
今号では、「ヘルスリテラシー」について整理してみました。今年も残すところ2週間となりました。
GNGニューズレターは、毎年、新年特別号として「GNGが選ぶ前年の10大トピックス」をご紹介します。
2022年1月5日配信予定のGNGニューズレター新年特別号では、以下の10大トピックスを取り上げます。
- プラントベース、代替プロテイン(培養肉)
- 腸(腸脳相関、プロバイオティクス、プレバイオティクス)
- メンタル・睡眠
- 認知機能(脳機能)
- サステナビリティ・SDGs
- パーソナライゼーション
- テクノロジー
- 免疫
- CBD
- 機能性表示食品
まだ少し早い気もしますが、2021年も1年間、大変お世話になり、ありがとうございました。
そして、2022年、良いお年をお迎えください。
(株)グローバルニュートリショングループ 武田 猛
GNGニューズレター(国内情報) 2021年12月16日 トピックス
<国内ニュース(要約)>
●「プラズマ乳酸菌」シリーズ販売好調 森永製菓からのプロテイン商品も販売開始
●日本ハムの新商品、「疲労感の軽減」と「記憶力の維持」の悩みをダブルでサポート
●7つの機能性で届出、機能性表示食品『ほぐしあ 31日分』新発売
●資生堂が中国のインナービューティー業界に注力開始 市場拡大のペースアップに対応
●2021年10月のドラッグストア販売額、「健康食品」は前年同月比 3.1%増加
●ロート製薬、三洋化成との資本業務提携 スキンケア・医療分野の戦略的な協業により事業拡大を目指す
●ヘルスケアスタートアップ・おいしい健康、デジタル技術で医療課題を解決するスタートアップとして「HxD (Healthcare X Digital) 2021」で2部門をダブル受賞
●ウコンに含まれる成分が腸内フローラを介して脳・脊髄の炎症を抑制 プロドラッグ型「クルクミン」の多発性硬化症治療への応用に期待
●消費者庁、健康食品など229商品の表示改善を指導
●消費者庁、添加物不使用ガイドライン案がまとまり パブリックコメント募集開始
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[今号のハイライト]
消費者庁、添加物不使用ガイドライン案がまとまり パブリックコメント募集開始
[原文:caa.go.jp]
消費者庁は12月8日、「第7回食品添加物の不使用表示に関するガイドライン検討会」を開催し、表示ルールを定めたガイドライン(案)を提示した。来年3月にガイドラインを策定し、公表する計画だ。
ガイドライン(案)は「無添加」表示について、食品表示基準で禁止する「実際よりも優良と誤認させる表示」「内容物を誤認させる表示」などに該当するケースを類型化。次の10類型に整理した。(資料1)
類型1) 単なる「無添加」の表示
類型2) 食品表示基準に規定されていない用語を使用した表示
類型3) 食品添加物の使用が法令で認められていない食品への表示
類型4) 同一機能・類似機能を持つ食品添加物を使用した食品への表示
類型5) 同一機能・類似機能を持つ原材料を使用した食品への表示
類型6) 健康、安全と関連付ける表示
類型7) 健康、安全以外と関連付ける表示
類型8) 添加物の使用が予期されていない
類型9) 加工助剤、キャリーオーバーとして使用されている
(又は使用されていないことが確認できない)食品への表示
類型10) 過度に強調された表示
ガイドライン(案)は、「無添加」としか表示していない場合、「保存料」が無添加なのか、「着色料」が無添加なのかといった詳細が不明と指摘。そうした表示方法を禁止する方針を示した。日持ち向上の目的で「保存料」以外の食品添加物を使用したにもかかわらず、「保存料不使用」と表示するような行為も禁止する考えだ。さらに、自然食品などで見られる「無添加だから健康に良い」「添加物を不使用のため安全」「無添加だからおいしい」といった表現もNGとしている。来年3月のガイドライン策定後、約2年間の経過措置期間を設ける方針も盛り込まれた。
(2021年12月9日 消費者庁 発表)
【資料2】前回検討会から変更点
(会員向けニューズレター「GNGニューズレター2021年12月16日号」より抜粋)
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