本日配信のGNGニューズレターでは、冒頭の巻頭言にて弊社代表・武田が、機能性表示食品制度の最新情報、工夫の見られる届出内容について整理しています。

国内ニュースからは、小林製薬、機能性表示食品「イージーファイバー 乳酸菌プレミアム」新発売、機能性表示食品で初の試み、アサヒ飲料がラベルレスボトル商品の販売、世界初、キリンHDが乳由来βラクトペプチドが集中力を高めるメカニズムを解明、東京都、令和2年度の健康食品試買調査結果を発表といった話題を取り上げています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

こんにちは、GNG武田です。

6年前の今日、2015年4月1日、食品表示法が施行され、機能性表示食品制度がスタートしました。そして、5月13日、ライオン㈱「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」が届出第1号(届出番号A001)として届出公表されました。同日、A002 キリンビバレッジ㈱「食事の生茶」A003 麒麟麦酒㈱「パーフェクトフリー」A004 キューピー㈱「ヒアロモイスチャー240」が届出公表され、以降、次々と届出公表されたことが、昨日のように思い出されます。

一方で、各消費者団体から意見、異議申し立てが次々と発せられ、企業の届出情報に対して疑義が生じました。中でも、Food Communication Compass(FOOCOM)は「機能性表示食品における製品の届け出について、製品個別に疑義を申し立てると共に、消費者庁にガイドラインの改定、Q&A等による事業者への指導を求めます」と消費者庁に機能性表示食品について申し入れました。FOOCOMは、消費者庁に対して、ガイドライン改訂、Q&A 等による事業者への指導を求めました。その中には個別製品についての疑義も含まれていました。

当初は混乱の様相を呈していましたが、消費者庁は2015年3月30日の届出ガイドライン公表以来、辛抱強く制度を運営してきました。

・2015年9月30日
「機能性表示食品の届出書作成に当たっての確認事項」公表
・2016年3月31日
「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」改正
・2016年5月26日
「機能性表示食品制度の施行状況について」公表
・2016年7月7日 
「機能性表示食品」制度における機能性に関する科学的根拠の検証-届け出られた研究レビューの質に関する検証事業報告書」公表
・2016年12月27日
「機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等に関する検討会報告書」公表
・2017年4月18日
「機能性表示食品制度の施行状況について」公表
・2017年9月29日
「機能性表示食品に関する質疑応答集」公表
・2017年10月16日
「機能性表示食品制度における臨床試験
 及び安全性の評価内容の実態把握の検証・調査事業 報告書」公表
・2017年12月27日
「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」改正
・2018年3月28日
「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」改正
「機能性表示食品に関する質疑応答集」一部改正
・2018年4月9日
「平成29 年度特定保健用食品に係る関与成分及び機能性表示食品に係る機能性関与成分に関する検証事業(買上調査)」調査結果公表
・2018年8月22日
「平成29年度機能性表示食品の届出後における分析実施状況及び健康被害の情報収集等に関する調査・検証事業報告書 」公表
・2019年3月15日
「機能性表示食品に関する質疑応答集」一部改正
・2019年3月26日
「機能性表示食品における軽症者データの取扱いに関する調査・検討事業 報告書」公表
・2019年3月26日
「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」改正「機能性表示食品に関する質疑応答集」一部改正
・2019年4月22日
「平成30 年度特定保健用食品に係る関与成分及び機能性表示食品に係る機能性関与成分に関する検証事業(買上調査)」調査結果公表
・2020年4月1日
「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」改正「機能性表示食品に関する質疑応答集」改正
・2020年4月1日
「機能性表示食品に対する食品表示等関係法令に基づく事後的規制(事後チェック)の透明性の確保等に関する指針」運用開始
・2020年11月30日
「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」改正「機能性表示食品に関する質疑応答集」改正
・2021年3月22日
「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」改正「機能性表示食品に関する質疑応答集」改正

そして、3月31日現在、届出件数は3,495件(撤回は除く)となりました。その内訳は、サプリメント形状の加工食品1,781件その他加工食品1,611件生鮮食品103件となっています。当初、なかなか届出が増えなかった生鮮食品も100件を超えました。

機能性の根拠は、最終製品による臨床試験によるもの226件研究レビューによるもの3,283件の英断だったと思います。そして、最近も、「日本初」の機能性表示食品が次々と生まれています。

今号では、機能性表示食品制度の最新情報、工夫の見られる届出内容について整理してみました。

(株)グローバルニュートリショングループ 武田 猛

GNGニューズレター(国内情報) 2021年4月1日 トピックス

<国内ニュース(要約)>

●小林製薬、機能性表示食品「イージーファイバー 乳酸菌プレミアム」新発売
●雪印メグミルク、骨密度を高める機能性表示食品「MBPドリンク」(100g)を新発売
●コカ・コーラ社初の植物性ミルク商品「GO:GOOD おいしいオーツ麦ミルク」を新発売
●第6回ウェルネスライフジャパンにて、ウェルネスフードアワード2021の開催が決定
●キリンHDの「プラズマ乳酸菌」、ジャパン・レジリエンス・アワード2021で金賞を受賞
●機能性表示食品で初の試み、アサヒ飲料がラベルレスボトル商品の販売
●2021年1月の通販売上高、「健康食品」は対前年同期比14.2%増加
●世界初、キリンHDが乳由来βラクトペプチドが集中力を高めるメカニズムを解明
●東洋新薬、独自成分『フラバンジェノール』の育毛作用に関する新規知見を発表
●機能性表示食品の届出ガイドラインと質疑応答集、一部改正
●東京都、令和2年度の健康食品試買調査結果を発表
●「国立栄研、健康食品の安全性・有効性情報「基礎知識」を更新

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[今号のハイライト]
コカ・コーラ社初の植物性ミルク商品「GO:GOOD おいしいオーツ麦ミルク」を新発売

[2021/3/25] [cocacola.co.jp]

日本コカ・コーラ株式会社は、同社初となるオーツ麦ミルク製品「GO:GOOD おいしいオーツ麦ミルク なめらかプレーン」、「同 こっくり濃いめ」、「同 オーツカフェラテ」の3製品を3月29日(月)から関東中部エリア限定で新しく発売した。

 欧米で注目を集めている植物性ミルクは、近年は健康意識の高まりやベジタリアン、ビーガンなどライフスタイルの多様化から日本でも需要が上昇している。同商品は日本人の味覚に合わせて開発されており、雑味がなく、なめらかでクリーミーな味わいで、コーヒーに合わせて飲むこともできる。北欧産の厳選したオーツ麦を使用しており、パッケージのナマケモノのイラストや色合いは、ゆっくりと過ごす「スロータイム」での飲用におすすめだということを象徴した商品だ。

 内容量と希望小売価格(すべて税別)は、「GO:GOOD おいしいオーツ麦ミルク なめらかプレーン」は、1Lで415円、200mlで128円、「同 こっくり濃いめ」は1Lで415円、「同 オーツカフェラテ」は200mlで128円となっている。

(会員向けニューズレター「GNGニューズレター2021年4月1日号」より抜粋)

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18年間の実務経験と17年間のコンサル経験を積み、35年間一貫して健康食品ビジネスに携わる。国内外600以上のプロジェクトを実施。「世界全体の中で日本を位置付け、自らのビジネスを正確に位置付ける」という「グローバルセンス」のもとに先行する欧米トレンドを取り入れたコンセプトメイキングに定評がある。世界各地にネットワークを築き上げ、情報活用サービス「グローバルニュートリション研究会」主宰。食品会社、化粧品会社、製薬会社の健康食品部門に対して、商品開発・マーケティング・海外進出などのコンサルティングを行っている。人が幸せに生きるためには健康が第一である。健康食品産業は「幸せ創造産業」である、という信念のもと、クライアントの成功を通じ、消費者に支持される業界を目指し、業界で働く人すべてが自分の仕事に誇りと自信をもてるようにしたいという想いから、業界健全化活動にも取り組んでいる。