ほんの２週間前（７月17日）、第８回検討会において報告書（案）が示され議論されたばかりですが、一昨日（30日）に最終報告書が公表されました。
驚くほどのスピードです。来年の４月には必ず施行する、という消費者庁の強い意志が感じられます。
我々業界人も後れを取らないように準備を進める必要があります。
新制度の全体像を改めて俯瞰してみますと、消費者の「不」を解消する制度でもある、ということに気付かされます。
「不信感」「不安」「不満」、これらの「不」を解消する事により、新たな顧客を創造する事が可能となり、市場が活性化していくと共に、消費者の健康にも貢献できる事になります。
よく練られた制度だと思います。
新制度の特徴は、高い透明性により不正を抑止する点にあると思います。
安全性、機能性の根拠情報の事前届出、公開制度。欧米でも話題になる事と思います。
弊社アナリストの柿坂が10月にラスベガスで開催されますSupply Side Westのパネルディスカッションにて新制度の概要を世界に向けて発信する予定です。
ヒューマンニュートリションの進んだ欧米企業にとって、この新制度は有利になりそうですが、私達日本企業も負けてはいられません。
新制度に対応した際には、私達日本企業にとっても欧米市場へ進出しやすくなるというメリットがあります。
日本企業が国際化し、世界で勝負する、これが本当の意味での成長戦略だと思います。
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■GNGニューズレター 2014年8月1日号トピック
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●日本製粉、「食の力シリーズ」3品目など2014年秋冬健康食品を発売
●森永乳業、口臭ケアタブレット「森永オーラバリア」を通信販売限定発売
●サントリー食品、特定保健用食品の缶コーヒー「ボス グリーン」とコーラ飲料「ペプシ スペシャル」をリニューアル発売
●明治、ホエイたんぱく配合の粉末タイプの栄養飲料「明治ロコテイン」を発売
●カゴメ、野菜ジュースの飲用で食後の血糖値の急激な上昇を抑えることを動物試験で確認
●消費者庁、食品の新たな機能性表示制度に関する報告書を公表
など