機能性表示食品制度が普及することで、その存在意義が問われているトクホ制度ですが、消費者庁は「疾病リスクの低減に関する表示に係る調査事業」の入札公告を公表しました。そこで、今号と次号で海外の疾病リスク低減表示の概要をご紹介しようと思います。
CODEXでは疾病リスク低減表示を「疾病または健康に関連した状態の発症リスクの低減」と定義して言います。米国のように国が規格基準を作成し自由に表示をさせている国もあれば、EUのように個別審査による許可制度をとっている地域もあります。
今後、疾病リスク低減トクホの範囲を広がる可能性もありますが、海外を見る限り成分や疾病は限定的です。或いは米国のように食生活における位置づけを重視するような表示となっており、特定の商品の差別化にはあまりなっていません。
そうは言っても、日本は機能背表示食品制度という世界でもっとも透明性の高い制度を生み出しました。疾病リスク低減表示でも、世界に先駆けた制度が生まれるかも知れません。
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■GNGニューズレター 2019年7月16日号トピック
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●サンスター健康道場、「うまくつきあう60 kcal玄米スナック」を新発売
●ハウスウェルネスフーズ、機能性表示食品「C-1000 ビタミンレモンクエン酸」を発売
●味の素、「アミノバイタル プロ」「アミノバイタル」を発売以来初の全面リニューアル
●サントリーウエルネス、機能性表示食品「サントリー ロコモア」を通信販売でリニューアル発売
●横浜市と国立研究開発法人理化学研究所が協定を締結
●キリンビバレッジ、「ロカボ自動販売機」第1号を設置
●インテージ調査-食事法・食スタイルの実態2019
●サンスター、新規ペプチドLRAを含む酵素処理米ぬかに血圧降下作用を確認
●栄養成分表示の義務化、周知・普及を要請~消費者庁
●消費者庁、アレルギー表示の義務品目に「クルミ」、推奨品目に「アーモンド」
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