こんにちは、GNGの市野です。
【令和8年熊本地震に関するお見舞い】
このたびの「令和8年熊本地震」により被災された皆様、ならびに関係者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と、被災地域の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
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海外では、市場や規制、研究開発を取り巻く環境が日々変化しています。
今号も、食品・健康産業の今後を考えるうえで押さえておきたいニュースが届いています。
例えば…
●米国食料品市場の次なる戦場は「価格」から「関連性」へ―2027年に向けた消費動向の変容
米国では、価格競争だけでは選ばれにくい時代へと変化しつつあります。消費者との接点づくりや価値提案をどう設計するか、
市場の方向性を考えるヒントが紹介されています。
●インナービューティー市場の変遷、コラーゲン減少とペプチドの台頭 GLP-1減量薬が新たな需要を牽引
インナービューティー市場では、GLP-1減量薬の普及を背景に、新たなニーズが生まれています。
注目成分の変化から、今後の商品開発の方向性を読み解く内容です。
●英国Heights社、更年期の脳の健康に対する栄養介入の影響をMRIで検証する新研究を開始
英国Heights社は、更年期女性を対象に、栄養介入が脳の健康に与える影響をMRIで評価する研究を開始しました。
更年期における認知機能や脳の健康への関心が高まる中、科学的エビデンスを活用した製品開発の新たな可能性が期待されています。
このほかにも、市場動向や規制、研究開発、企業戦略など、多角的な視点から海外の最新情報を掲載しています。
あわせて読むことで、市場全体の流れや変化をより立体的に捉えられます。
この記事について
GNGでは、会員向けに世界各国の健康・食・栄養に関するニュースをセレクトし、日本語に要約したものを月に4回、ニューズレター「GNGグローバルニュース」として配信しています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。
……グローバルニュートリション研究会 会員企業様は、会員サイトにて、すべての記事をお読みいただけます。
■GNGグローバルニュース 2026年7月30日号 トピックス
Market News
●米国食料品市場の次なる戦場は「価格」から「関連性」へ―2027年に向けた消費動向の変容
●APACのスポーツニュートリション市場、韓国・中国のデジタル主導とインドの急成長が加速
●インナービューティー市場の変遷、コラーゲン減少とペプチドの台頭 GLP-1減量薬が新たな需要を牽引
●Nutrafol社、システム生物学を応用した「Booster Nutraceuticals」でヘアウェルネスを再定義
Science News
●英国Heights社、更年期の脳の健康に対する栄養介入の影響をMRIで検証する新研究を開始
●Sacco Srl社、プロバイオティクス「CRL 1505」による成人の上気道感染症再発抑制効果を確認
Company News
●YouTheory社のTikTok Shop進出:消費者体験を核としたソーシャルコマース戦略の進化
●Greater Than社が女性向けRTD水分補給市場に参入、粉末主流カテゴリーで差別化を図る
Regulatory News
●韓国、細胞培養食品の規制枠組み構築を加速「細胞培養加工食品」の新たな基準策定へ
●米国におけるサプリメント規制改革を巡る対立:American College of Physiciansによる現代化提言に業界団体が反発
●Eggnovo社の卵殻膜加水分解物が欧州ノベルフード認可を取得、フードサプリメント市場拡大
[今号のハイライト]
米国食料品市場の次なる戦場は「価格」から「関連性」へ―2027年に向けた消費動向の変容
米国における食料品市場は、価格競争から消費者の生活との「関連性」を競う新たな段階に移行している。
Circana社のSally Lyons Wyatt氏によれば、売上高は前年比2.2%増と成長しているものの販売数量は横ばいであり、消費者は単に多くを買うのではなく、価値を厳格に見極めるようになっている。特にプレミアムなメーカー品は堅調であり、平均価格より25%以上高い商品がシェアを1ポイント伸ばしている。
この変化を牽引する主要因の一つが、ウエイトマネジメントGLP-1減量薬の普及である。2026年には利用者の53%(2021年の16%から上昇)が体重管理を目的としており、これにより栄養密度が高い食品や、たんぱく質を重視した製品への需要が急増している。具体的には、プロテイン飲料やヨーグルト、エナジーショットなどのカテゴリーが注目を集めている。
また、AIを活用したショッピングツールの普及も、ブランドの関連性維持に影響を与えている。2026年5月時点で消費者の13%がAIを利用しており、商品の比較や調査に役立てている。2027年までに市場成長率が2〜3%の安定圏に収まると予測しているが、インフレ圧力やSupplemental Nutrition Assistance Program(SNAP; 米国の低所得者向け食費補助)の支出変更が、食品市場全体の成長を妨げるリスク要因である。
ブランドは今後、単なる市場拡大に頼るのではなく、機能性やウェルネス、新しい体験価値を通じて1回の購入あたりの価値を高めることが不可欠である。
出典
FoodNavigator(2026年7月15日)
https://www.foodnavigator.com/Article/2026/07/15/the-next-grocery-battle-isnt-price-its-relevance/?utm_source=newsletter_daily&utm_medium=email&utm_campaign=22-Jul-2026&cid=DM1286383&bid=1037527432
(会員向けニューズレター「GNGグローバルニュース2026年7月30日号」より抜粋)
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