「カルピス由来の乳酸菌科学」シリーズ 健康な人の免疫機能の維持に役立つ機能性表示食品『守る働く乳酸菌W』6月6日発売、ほか|GNGニューズレター6月1日号

本日配信のGNGニューズレターでは、冒頭の巻頭言にて、武田が機能性表示食品とトクホの今後と題して、現状を分析しています。

国内ニュースからは、“現代人の睡眠事情”約4割が「睡眠に満足している」 5年前と比べ19.1ポイント上、機能性表示食品の発展を支援するプロジェクトが始動、フジッコ、黒大豆ポリフェノールの摂取による睡眠の質の改善効果を確認、「カルピス由来の乳酸菌科学」シリーズ 健康な人の免疫機能の維持に役立つ機能性表示食品『守る働く乳酸菌W』6月6日発売、などといった話題を取り上げています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

こんにちは、GNG武田です。

来週、6月7日に開催するセミナー「転換期を迎えた保健機能食品制度の今後を占う」のご案内を、会員企業様に先行して行ったところ、お申し込みが殺到し、急遽、6月14日にも追加開催をすることにしました。こちらは、更にお申し込みが殺到し、ご案内開始後3時間ほどで定員となりました。お申し込みが間に合わなかった方には、大変心苦しく思っています。

そして、今まさに、保健機能食品制度への関心が高まっていることを実感しました。

このセミナーは、「行政」「海外」「学術」の3つの視点から、3名の講師がお話をさせて頂きます。

常に消費者庁や厚生労働省など行政への取材活動を続けてこられた、フリーライターの木村祐作氏、私と一緒に食流機構「機能性表示食品セミナー・相談会」専属講師を経て、ウェルネス総合研究所の「機能性表示食品届出アドバイザー養成講座」の専属講師を務められている医学博士の柿野賢一氏と、私、武田の3名が講師を務めさせていただきます。

以下、セミナーのご案内文です。

保健機能食品制度(特定保健用食品=トクホ、機能性表示食品、栄養機能食品)は転換期を迎えつつあり、2023年度には今後の方向性を決定づけるような動きが出てくると予想されます。
消費者庁はトクホ制度の生き残りをかけて、トクホ(疾病リスク低減表示)の抜本的な拡充に着手。業界内ではブルーオーシャンのトクホ(疾病リスク低減表示)への関心が、にわかに高まっています。 

機能性表示食品制度については、科学的エビデンスの甘さや行き過ぎた広告に対する批判が強まり、制度の土台が揺らいでいます。これに加えて、PRISMA声明2020年への対応をはじめとする課題が山積しています。
また、消費者庁は23年度中に栄養機能食品制度を改正する予定です。各栄養素の栄養機能表示を拡充させる方針で、2015年以来の大きな改正となります。

 本セミナーでは、保健機能食品制度の今後について、行政・海外・学術面から多角的に占います。
これらをテーマに、3名の講師がそれそれの専門分野から講演を致します。そして、講演後は3名でパネルディスカッションも予定しています。

セミナーは既にお申し込みを締め切らせて頂いていますが、ご関心のある方は、お気軽に事務局までお問合せ下さい。
本号では、セミナーの前段として、機能性表示食品とトクホの今後と題して、現状を分析してみました。

武田 猛

GNGニューズレター(国内情報) 2023年6月1日 トピックス

<国内ニュース(要約)>

NEW PRODUCTS 新商品
●牡蠣の栄養成分でアンチエイジングを訴求『エイスシーオイスターサプリメント』
●「カルピス由来の乳酸菌科学」シリーズ 健康な人の免疫機能の維持に役立つ機能性表示食品『守る働く乳酸菌W』6月6日発売

MARKET NEWS マーケット
●“現代人の睡眠事情”約4割が「睡眠に満足している」 5年前と比べ19.1ポイント上
●コラーゲン販売量、2年連続で増加 GMJ加盟7社、健康食品向け需要が追い風に
●スーパーマーケットで4月に最も伸びたのは「乳酸菌飲料」!前年比約3割増加

COMPANY NEWS 企業情報
●ロート製薬×おいしいプラス、資本業務提携契約を締結
●森永乳業、6次産業化に取り組む酪農家を支援する新規事業を発表
●機能性表示食品の発展を支援するプロジェクトが始動
●おいしい健康アプリ、サーカディアンリズムを意識した食事管理サポート機能を追加

SCIENCE NEWS サイエンス
●ビタミンEが特定のPMS症状を緩和する可能性
●フジッコ、黒大豆ポリフェノールの摂取による睡眠の質の改善効果を確認
●微細藻類ユーグレナ粉末抽出物によるインフルエンザウイルスの増殖抑制効果

会員の方はこちら お問合せはこちら

[今号のハイライト]
「カルピス由来の乳酸菌科学」シリーズ 健康な人の免疫機能の維持に役立つ機能性表示食品『守る働く乳酸菌W』6月6日発売

[原文:ASAHI SOFT DRINKS CO., LTD.]

アサヒ飲料株式会社は、2023年6月6日、機能性表示食品「守る働く乳酸菌W」を発売する。同商品は、同社が展開している「カルピス由来の乳酸菌科学」シリーズの新商品だ。同シリーズで2013年より販売してきた「守る働く乳酸菌」を機能性表示食品化する形で、リニューアル発売される。

同商品の機能性関与成分は、「カルピス」に由来する長年の乳酸菌研究を経て選ばれたL-92乳酸菌(L. acidophilus L-92)だ。L-92乳酸菌は、プラズマサイトイド樹状細胞の働きを助け、健康な人の免疫機能の維持に役立つ作用が報告されている。また、ホコリ・ハウスダストなどにより生じる鼻の不快感を軽減する作用も報告されている。

アサヒ飲料は、人流回復により高まりつつある免疫対策飲料ニーズに対応する形で、「守る働く乳酸菌W」を展開する予定だ。販売地域は全国であり、PET100ml(138円)とPET100mlのラベルレス/6本パック(829円)、そしてPET200ml(154円)の3容量が展開される(価格はいずれも税込)。

(会員向けニューズレター「GNGニューズレター2023年6月1日号」より抜粋)

グローバルニュートリション研究会の会員企業の皆様は、会員ページで最新記事から過去10数年分のバックナンバーまですべての記事を読むことができます。

会員の方はこちら お問合せはこちら

グローバルニュートリション研究会とは?

グローバルニュートリション研究会は、世界中のニュートリションに関する情報の洪水の中から価値ある情報を厳選し、タイムリーに提供する日本で唯一の健康食品ビジネスに特化した会員制サービスです。

単なる情報ではなく、これまでに弊社が関わった数多くのプロジェクトから得た経験や知見も惜しみなくお伝えしています。

ご多忙の皆様が、業界動向を短時間で把握できますよう、お役に立てることができましたら幸甚です。

グローバルニュートリション研究会について

The following two tabs change content below.
18年間の実務経験と20年間のコンサル経験を積み、38年間一貫して健康食品ビジネスに携わる。国内外750以上のプロジェクトを実施。「世界全体の中で日本を位置付け、自らのビジネスを正確に位置付ける」という「グローバルセンス」のもとに先行する欧米トレンドを取り入れたコンセプトメイキングに定評がある。世界各地にネットワークを築き上げ、情報活用サービス「グローバルニュートリション研究会」主宰。食品会社、化粧品会社、製薬会社の健康食品部門に対して、商品開発・マーケティング・海外進出などのコンサルティングを行っている。人が幸せに生きるためには健康が第一である。健康食品産業は「幸せ創造産業」である、という信念のもと、クライアントの成功を通じ、消費者に支持される業界を目指し、業界で働く人すべてが自分の仕事に誇りと自信をもてるようにしたいという想いから、業界健全化活動にも取り組んでいる。

最近の記事

CONTACT

  • TEL:03-5944-9813

お問合せフォーム

PAGE TOP