「FFC2.0研究会」設立のお知らせ

この度、有限会社健康栄養評価センターの柿野さん、株式会社サルタ・プレスの西沢さんと共に、「FFC2.0研究会」を創立しました。
研究会の目的は、「海外で通用する世界基準の機能性表示食品」を目指すための要件を研究し、ディスカッションし、実践していくことです。その一環として、各種セミナーの開催、「機能性表示食品届出アドバイザー養成講座」の実施等を行っていきます。
以下に設立趣意書の内容をご案内いたします。

                    FFC2.0研究会設立趣意書

機能性表示食品(FFC:Foods with Function Claims)制度が発足して来年4月で10年を迎えます。2024年6月28日現在、届出件数は6,845 件を超え、届出事業者数も1,720、機能性関与成分は413成分、ヘルスクレーム内容は65種類と、目ざましい発展を遂げています。

歴史を振り返ってみるとFFCの歴史は必ずしも順風満帆とは言えず、その立ち上がりから苦難の連続でした。制度スタートと共に、消費者団体、アカデミア等から安全性の評価、機能性の評価について、厳しい指摘が続出しました。更に、時には大手メディアから制度自体について、或いは事業者の届出内容について批判的な意見が発信されてきました。

このように批判が出ること自体は、FFC制度自体が健全に機能していたとも言えると思います。
つまり、届出情報の公表というFFC制度が持つ高い透明性により、第3者によるチェックが可能であるという健全性です。しかし、問題は、そのような第3者の指摘に対して、必ずしも事業者が真摯に受け止め誠実に対応してきたとは言い切れないことです。

そこで、このFFCの優れた点を最大限に活かし、FFCをより良い制度、つまり社会から高い評価を受け、消費者の健康生活に貢献できる制度に進化させる、「FFC2.0」を目指すための取り組みを学び合うための場として、FFC2.0研究会を設立する運びとなりました。

具体的には、「海外で通用する世界基準の機能性表示食品」を目指すための要件を、以下のテーマで研究していきます。
1.世界基準のGMPとは
2.世界基準の安全性評価とは
3.世界基準の機能性の科学的根拠レベルとは
4.世界基準の表示のあり方とは
5.世界基準のコンプライアンスとは
など、さまざまな課題を解決していく必要があり、
そうした課題の解決に向けた 協議や実践の場として、運営していきたいと考えています。

「FFC2.0」という新たな価値を創出するためには、多くの英知や経験を結集する必要があります。
皆様には、本研究会の設立趣旨にご賛同いただき、今後の研究会の活動にご支援、ご協力を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。

1.名称:FFC2.0研究会
2.発起人:柿野 賢一  有限会社健康栄養評価センター 代表取締役
     武田 猛  株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役
     西沢 邦浩 株式会社サルタ・プレス 代表取締役
3.会費:設立当初は、会費のご負担はありません。
       会費等については、今後の研究会の展開を見極めつつ、検討していく予定です。
4.事務局:グローバルニュートリション研究会事務局内
      

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