ゼライス株式会社、コラーゲン由来ブレインフーズ特許取得 認知機能を改善する成分として注目のシクロGP、ほか|GNGニューズレター11月16日号

 

本日配信のGNGニューズレターでは、冒頭の巻頭言にて武田がNNBが良く用いるターゲットコンシューマーについて取り上げています。

国内ニュースからは、代替肉のネクストミール、47都道府県コラボプロジェクトを始動、サントリー100年ライフ プロジェクト 「ウェルビーイング トレンドサーベイ2021」、~キリンホールディングスとして初の受賞~「令和3年度関東地方発明表彰」で「発明奨励賞」を受賞、ゼライス株式会社、コラーゲン由来ブレインフーズ特許取得 認知機能を改善する成分として注目のシクロGP、『ウェルネストレンド白書 Vo.1』発刊~生活者を健康セグメントごとに分析し、今とこれからの健康意識と行動を分析~、といった話題を取り上げています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

こんにちは、GNGの武田です。
11月16日号のGNGニューズレターをお届けいたします。

いよいよ『ウェルネストレンド白書 Vol.1』が12月7日に発刊されます。
まだ発刊前ですので、詳細をおつたえすることは出来ませんが、大変興味深い内容になっています。

この白書ではプロファイリング分析により、生活者を各健康セグメントの7つの健康セグメントに新たに分類しています。
具体的な特徴は次の通りです。

ウェルネス白書カテゴリ

白書では、この健康セグメント、ヘルスベネフィット、素材成分の3つの軸で分析をしています。
発刊を記念いたしまして、オンラインセミナーも開催されます。
本白書の結果のうち一部を特別にご紹介しながら、現代の生活者の健康志向の特性や、2021年のヘルスケアトレンドについて考察された内容になる予定です。
2021年の締めくくり、2022年のウェルネスフードの戦略を考えるにあたり、ぜひご参考にしていただければと思います。

【タイトル】ウェルネストレンド白書 発刊記念 
      ~2021年のヘルスケア市場を捉える~
【主催】  一般社団法人ウェルネス総合研究所
【協力】  株式会社グローバルニュートリショングループ
      株式会社インテグレート
      株式会社アイメックRD
【日時】  2021年12月07日(火)11:00~12:00
      (受付入場アクセス開始15分前~)
【参加方法】Zoomを利用したWeb配信による視聴
【受講料】 無料
【お申込み】下記お申込みフォームよりお申込みください
[form.wellness-lab.org/form/wellseminar211207]
【締め切り】12月03日(金)23:59 

今号では、NNBが良く用いるターゲットコンシューマーについてまとめてみました。

(株)グローバルニュートリショングループ 武田 猛

GNGニューズレター(国内情報) 2021年11月16日 トピックス

<国内ニュース(要約)>

●トップバリュ 機能性表示食品のサプリメントシリーズ発売
●世界初の完全食味噌汁「MISOVAYION」が2021年10月31日(日)より公式サイトにて販売開始
●代替肉のネクストミール、47都道府県コラボプロジェクトを始動
●Frucor Suntory社、ニュージーランドの消費者でシトラス系のフレーバーの需要が増加
●サントリー100年ライフ プロジェクト「ウェルビーイング トレンドサーベイ2021」
●2021年9月のドラッグストア販売額、「健康食品」は前年同月比 0.8%減少
●2021年9月の通販売上高、「健康食品」は対前年同期比3.7%増加
●~キリンホールディングスとして初の受賞~「令和3年度関東地方発明表彰」で「発明奨励賞」を受賞
●ユーグレナ社とキューサイ社が「製・販」分野での協業を開始
●ゼライス株式会社、コラーゲン由来ブレインフーズ特許取得 認知機能を改善する成分として注目のシクロGP
●7種のアミノ酸が認知症の進行を抑えることを発見 脳の炎症性変化を防ぎ、神経細胞死による脳委縮を抑制
●『ウェルネストレンド白書 Vo.1』発刊~生活者を健康セグメントごとに分析し、今とこれからの健康意識と行動を分析~
●SNS「ステマ」で初バストアップサプリに消費者庁措置命令

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[今号のハイライト]
ゼライス株式会社、コラーゲン由来ブレインフーズ特許取得認知機能を改善する成分として注目のシクロGP

[原文:prtimes.jp]

ゼライス株式会社は、ブレインフーズとして期待される、コラーゲン由来の環状ペプチド、シクロGP(シクログリシルプロリン)の開発に成功し、2014年には製法特許を、2019年には認知機能改善用食品として用途特許1を取得した。

シクロGPはもともとヒトの脳内にある物質で、1996年にロシアで発見された。
ロシアの研究者はラットを使った実験で、あらかじめシクロGPを脳内に注入したところ、抗健忘作用がみられたという結果を発表し世界中から注目されたが、食品として大量生産する方法が見つからず、これまでブレインフーズとして世に出ることはなかった。
しかし10年前、ゼライス社はトリペプチドの製造過程で微量ながら別の成分ができていることに気づき、構造解析を行ったところ偶然にも認知機能改善で注目されるシクロGPであることが分かったという。以来、同社は研究を続け、シクロGPの製法を追求してきた。

同社のヒトによる研究により、シクロGP摂取後、血中濃度が上がり食品として摂取した場合、きちんと吸収されていることが分かった。さらに透過性研究により、シクロGPは血液脳関門を通過し脳へ到達することも判明した。
また、ヒトによる試験で8週間シクロGPを摂取したところ、男女10人という小規模試験ではあったが、認知機能を測定するテストでスコアがアップし改善が見られた。
今後さらに規模を広げて試験を行い、シクロGPの製品化、さらなる抗加齢に向けたペプチドの研究を続けていく予定だという。

近年は脳内の血流増加や、腸脳相関を期待して腸内環境を良くするなどのブレインフーズが続々と登場しているが、脳内に存在する物質で脳神経を活性化させる物質であるシクロGPは、それらとは機序が異なることで期待が寄せられている。

注釈1:NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の支援を受け、独立研究開発法人 産業技術研究開発所との共同研究

(会員向けニューズレター「GNGニューズレター2021年11月16日号」より抜粋)

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18年間の実務経験と20年間のコンサル経験を積み、38年間一貫して健康食品ビジネスに携わる。国内外750以上のプロジェクトを実施。「世界全体の中で日本を位置付け、自らのビジネスを正確に位置付ける」という「グローバルセンス」のもとに先行する欧米トレンドを取り入れたコンセプトメイキングに定評がある。世界各地にネットワークを築き上げ、情報活用サービス「グローバルニュートリション研究会」主宰。食品会社、化粧品会社、製薬会社の健康食品部門に対して、商品開発・マーケティング・海外進出などのコンサルティングを行っている。人が幸せに生きるためには健康が第一である。健康食品産業は「幸せ創造産業」である、という信念のもと、クライアントの成功を通じ、消費者に支持される業界を目指し、業界で働く人すべてが自分の仕事に誇りと自信をもてるようにしたいという想いから、業界健全化活動にも取り組んでいる。

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