GNGニューズレター6月16日号:消費者庁、「機能性表示食品」の届出情報公開-現時点で13社36品、ほか

6月10日付日経MJで、「2015年上期ヒット商品番付」が発表されました。
東の横綱が「インバウンド旋風」でした。訪日客の1~3月の買い物額は前年同期の2倍近い2,972億円とのことです(日経MJ)。
健康食品では、青汁や酵素が人気があるようです。
中国の訪日トラベルショッピング(インバウンド)は、3,071億円(2014年実績)、中国向け越境通販(EC)は3,902億円(2013年実績)となっています(経済産業省、観光庁の統計を基に算出)。
今年は両者合わせて1兆円を超えるとも言われています。
インバウンドで日本の健康食品を購入した中国のお客様に対して、越境ECでリピート購入を促すことで、継続的なビジネスが可能となります。
しかし、従来の越境ECでは、モール運営企業、広告会社が利益を上げ、売り手は販管費が高くて利益が出ない、という悩みがありました。
そこで、売り手リスクを最小化したトラベルショッピング+越境ECプラットフォームが求められるわけですが、現在、このビジネスの立ち上げ準備を手伝っています。
このプラットフォームを利用して頂けば、保証金や月額固定費、年間固定費などのコストが無料となり、売上げ手数料や広告宣伝費も無料という、従来では考えられないスキームになる予定です。
当面、クローズでご案内していく予定ですので、まずはGNG研究会会員企業様にご案内をさせて頂きました。
8月頃スタートの予定です。

先週12日(金)に、キューピーから「ヒアロモイスチャー240」が機能性表示食品第1号として市場に出ました。
今日、16日にはキリンビールから「パーフェクトフリー」が発売となります。
19日 森下仁丹、ファンケル
23日 アサヒビール、キリンビバレッジ
29日 カルピス
7月13日 アサヒフードアンドヘルスケア
から次々と機能性表示食品が発売される予定です。
今号では、機能性表示では日本よりも先行している欧米の事例を通して、消費者にとっての機能性表示とは何か、を考えてみました。
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■GNGニューズレター 2015年6月16日号トピック
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●森下仁丹、「ヘルスエイド」より機能性表示食品「テアニン」発売
●村上農園、栄養機能食品(ビタミンB12)「マルチビタミンB12かいわれ」発売
●アサヒフードアンドヘルスケア、機能性表示食品「ディアナチュラゴールド」シリーズより2品発売
●ファンケル子会社、機能性表示食品「えんきん」、「健脂サポート」の2品発売
●日清オイリオグループ、中鎖脂肪酸がアルツハイマー型認知症者のQOL改善に貢献
●森下仁丹、機能性表示食品の届け出を撤回
●トレンド総研、消費者の食品飲料の購入動向調査を実施、購入動機と理解度にギャップ
●インテージグループ社、70才以上の高齢者に対する健康意識調査実施
●消費者庁、「機能性表示食品」の届出情報公開-現時点で15社36品 など

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