GNGニューズレター11月16日号:神戸大学農工連携次世代バイオプロダクション(iBioK)主催フォーラム「腸内から望む先制医療の行方」開催、ほか

先週、Supply Side West視察のため、ラスベガスに行ってきました。
今年は、以下の3つの特徴を特に強く感じました。

・ナチュラル、プラントベースへの一層の深化
・国際的な業界団体活動の活発化
・東アジア諸国の開発力アップ

Natural Products Expo Westや、自然食品店の視察を通して、ナチュラル、オーガニック、プラントベースの活況は十分に身に染みていましたが、SSWに、ここまで影響が出るとは想像していませんでした。
恐るべし、プラントベーストニュートリション。

オメガ3の国際的業界団体GOED(Global Organization for EPA and DHAOmega-3)の活動は有名ですが、これに倣ってか、各種素材においてもこの動きが活発化しています。
新たに
・International Probiotics Association
・Global Curcumin Association
・Global Prebiotic Association
が活動を開始しました。
いずれも今ホットな素材です。
欧米企業は、競合企業も含めて、皆で市場のパイを広げよう、という発想で協業をします。その上で、競争する。
市場活性化の基本だと思います。

台湾、韓国、中国企業の中から、エビデンスの充実した、ユニークな素材を提供する企業が目立ちました。
今後は、アジア発機能性素材が増えるように思います。

日本企業は、あまり海外を視野に入れた研究開発をしていないように思います。
機能性表示食品の枠の中で研究開発を行っていると、いずれ世界から置いていかれる、そのような危惧を持ちました。
恐るべし、アジア企業。

SSWでは、今年もいろいろな刺激を受けました。
その中でもクルクミン、ターメリックの躍進は注目でした。
今号では、米国ターメリックサプリメント市場について考察してみました。

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■GNGニューズレター 2018年11月16日号トピック
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●ダノンジャパン、日本発のデザートヨーグルトブランドを新投入「ダノン 和Selection」
●キューサイ、ホテルやレストランなど外食産業向け業務用商品「キューサイ青汁のある食卓」を発売
●コカ・コーラシステム、「リアルゴールド ロケットスタート」を発売
●消費者庁、今年度上半期(4~9月)の景品表示法に基づく措置命令件数を公表
●消費者庁、通販企業のシエルに対して景品表示法に基づく措置命令
●消費者庁、インターネットで健康食品を販売していた60事業者の64商品について、広告内容の改善を要請
●食品表示法の改正案を閣議決定、食品リコール情報の届出を義務化
●平成30年度 東洋大学ライフイノベーション研究所 「スポーツと栄養」シンポジウムのご案内
●消費者庁、新たに27品の機能性表示食品届出を受理、撤回届は3件を受理
など

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