先月22日、「第1回 機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等に関する検討会」が開催されました。
この検討会では、
１．機能性関与成分における栄養成分の取扱い
２．機能性関与成分が明確でない食品の取扱い
３．その他
について検討される予定となっています。
栄養成分とは、食事摂取基準が策定されている成分と同義語ですが、国の健康・栄養政策はこの食事摂取基準に基づいて策定されますので、整合性が求められます。
また、食事摂取基準に基づき規格基準が設定されている栄養機能食品との関係性も無視できません。
非常に難しい課題ですし、高いレベルの議論が予想されます。
機能性関与成分が明確でない食品とは、ローヤルゼリーやプロポリスなどが該当するかと思いますが、最終製品での品質保証（分析、等）の方法や作用機序の考察など、こちらも難易度の高い課題です。
本号と次号でこれらの課題について考えてみたいと思います。
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■GNGニューズレター 2016年2月1日号トピック
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●消費者庁、「第1回 機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等に関する検討会」を開催
●エースコック、ヨーグルト100杯分の乳酸菌入りカップスープを発売
●AGF、整腸作用と体脂肪低減作用のダブル効果のトクホ「アシストウォーター」を発売
●えがお、「えがおのルテイン」 初の機能性表示食品
●キッコーマン飲料、アーモンド飲料「キッコーマン アーモンドファーム」シリーズを発売
●ファンケルヘルスサイエンス、機能性表示食品2品を発売
●協和発酵バイオ、アルギニン配合サプリメント「協和発酵バイオのアルギニンEX」を発売
●アサヒ飲料、“肌の潤いを保つ”機能性表示食品「アサヒ 素肌URURU（うるる）」を発売
●帝人、機能性大麦「BARLEYmax」を独占共同開発
など