明治、サステナブルに関する意識調査結果発表 「食品ロス」など身近な問題に高い関心、ほか|GNGニューズレター4月15日号

 

本日配信のGNGニューズレターでは、冒頭の巻頭言にて武田が「ナチュラルな機能性」の成功戦略について、NNB10キートレンド2016年版で解説されている内容の一部をご紹介しています。

国内ニュースからは、ウェルネスフードアワード2022 募集開始 、「午後の紅茶」新商品で腸内ケアの機能性届出 キリンとファンケルが共同開発、明治、サステナブルに関する意識調査結果発表 「食品ロス」など身近な問題に高い関心、消費者庁、認知機能の機能性食品広告について115事業者に表示改善を指導、といった話題を取り上げています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

こんにちは、GNG武田です。
今日は3つお知らせがあります。

1つ目ですが、「機能性表示食品届出アドバイザー養成講座」を初めてリアルで開催します。
これまでにオンラインで12回開催し、51名の方に受講して頂きました。(「機能性表示食品届出指導養成講座含む」)
毎回、長時間の講座であるにもかかわらず熱心に聞いて頂き、沢山のご質問を頂きました。その都度、講師の私自身もバージョンアップすることが出来ました。120分×6コマ+1コマというハードな講座ですが、実施しているのには理由があります。

最近「届出サポート丸投げ」的な、ラクして届出出来ますよ、というサービスが目につきます。私はこの姿勢には大反対です。
何故なら、機能性表示食品制度は届出者の責任が問われる制度だからです。
丸投げして自社の将来を第三者に委ねて良いのでしょうか?
私は違うと思います。この制度の本質は、企業として消費者の方とどこまで本気で向き合えるのかが問われていると思います。
つまり、企業姿勢が透けて見える制度です。

そんな大切なコトを第三者に委ねて良いのでしょうか?届出者自らが学び成長し、消費者の方と真摯に向き合う、そういう制度だと思います。
ですので、GNGは丸投げではなく、学びの場を提供していきたいと思います。

そして卒業生の皆様、このリアル講座ではオブザーバー参加をして頂けます。講座を受けて分かった気になっていたけど、実務をする上でいまいち分からない、などということがあると思います。
是非オブザーバー参加して頂き、質疑応答の場でご質問を投げて下さい。
勿論、受講料は無料です!

【開催日程】

6月7日(火)
10:00~12:00
【第1講】食品表示法概要
13:00~15:00
【第2講】機能性表示食品制度概要・届出方法

6月14日(火)
10:00~12:00
【第3講】安全性の根拠・健康被害情報の収集体制
13:00~15:00
【第4講】生産・製造及び品質管理・表示の内容

6月21日(火)
10:00~12:00
【第5講】機能性の根拠
13:00~15:00
【第6講】機能性の根拠・可能な機能性表示

【会場】
イケビズとしま産業振興プラザ
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-37-4
(池袋駅西口より徒歩約10分、南口より約7分)

お申込みはこちらです

 

2つ目は、お陰様でGNG研究会は今年で15周年を迎えます。
長年GNG研究会をご支援いただいた会員様に、感謝の気持ちをお伝えしたいと思い、「GNG研究会15周年謝恩セミナー」をクローズドで開催させて頂きます。

日時:7月8日(金)13:30~16:30
場所:メトロポリタンプラザ(池袋駅直通)

当日は定員150名の会場でディスタンスを維持するために、100名様をお招きしたいと思います。

テーマは
・最新グローバルトレンド
・最新グローバルトレンド(ウェルネストレンド白書から一部抜粋)
・機能性表示食品最新トレンド(エビデンス、マーケティング)

を考えていますが、柔軟に対応したいと思っています。
来週、ご招待状をお送り致します。万障お繰り合わせの上、ご参加いただけますと幸甚です。

そして、最後のお知らせです。
7月27日(水)~29日(金)、東京ビックサイトにおいて「第7回ウェルネスライフジャパン:WLJ2022」がリアルで開催されます。
昨年に続き「第7回ウェルネスライフジャパン内ウェルネスフードアワード2022」の開催も決定され、応募が始まりました。

このアワードのカテゴリーは次の通りです。

*スポーツ&アンチエイジング部門
スポーツパフォーマンス向上、機能回復、美容、アンチエイジングに向けた機能性食品・飲料などが対象

*食品素材部門​
免疫力向上、抗酸化、ダイエットなどの食品の機能性向上に向けた素材や原材料が対象

*OYATSU部門
機能性向上や天然素材を使用した間食や食事の代わりとなるおやつが対象

*【NEW!】サステナブル&フードテック
環境と健康に配慮し、最先端のテクノロジーにより食の持つ可能性を広げる商品や素材が対象

私も審査員の1人として参画させて頂きます。
会員企業様の自信の商品・素材をエントリーして下さい。
私も受賞式に出席する予定です。皆様に表彰状をお渡しできるかもしれません。

暗いニュースが後を絶ちません。被害に遭われている方々には、くれぐれもお見舞いを申し上げたいと思います。
その悔しさに立ち向かい、私達ウェルネスフード業界は未来に向かって元気に明るく、世界中の人々がウェルビーイングを手に入れることが出来るためのお手伝いが出来ると思います。

GNGも、僅かながらでもお手伝いが出来ればと思っています。

(株)グローバルニュートリショングループ 武田 猛

GNGニューズレター(国内情報) 2022年4月15日 トピックス

<国内ニュース(要約)>

NEW PRODUCTS 新商品
●90秒で仕上がる本格ラーメン 米フードテックベンチャーYo-Kai Expressが日本展開一風堂のプラントベースラーメンも販売
●「午後の紅茶」新商品で腸内ケアの機能性届出 キリンとファンケルが共同開発

MARKET NEWS マーケット
●ウェルネスフードアワード2022 募集開始
●明治、サステナブルに関する意識調査結果発表 「食品ロス」など身近な問題に高い関心
●大和ネクスト、ビジネスパーソンの健康と健康寿命に関する調査2022実施
●2022 年 2月のドラッグストア販売額、「健康食品」は前年同月比 2.9%増加
●2022年2月の通販売上高、「健康食品」は対前年同期比2.8%増加  

COMPANY NEWS 企業情報
●小池えのき、エノキタケ主原料のヴィーガンハンバーグ開発
●健康を考慮したポン菓子販売 約1年半で全国の飲食・アパレル・雑貨53店へ展開

SCIENCE NEWS サイエンス
●日清と東大、日本初 「食べられる培養肉」 の作製に成功 「培養ステーキ肉」の実用化に向けて前進
●カゴメとNEC、AIを活用した「AI(愛)のプリン」で子供の野菜嫌い克服を目指す

REGULATORY NEWS 法規制
●消費者庁、認知機能の機能性食品広告について115事業者に表示改善を指導
●消費者庁、「容易に著しい痩身効果」うたうダイエットお味噌汁の広告巡り措置命令

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[今号のハイライト]
明治、サステナブルに関する意識調査結果発表 「食品ロス」など身近な問題に高い関心

[原文:meiji.co.jp]

株式会社 明治は、「サステナブルな社会実現に向けた社会課題」に関する意識調査を実施し、その結果概要を2022年3月31日に発表した。
本調査は、サステナブルな取り組みや社会課題についての関心の度合いを明らかにすべく行われたものだ。全国の16歳以上の男女を対象として同年2月~3月に実施され、9,810件の有効回答を得た。

調査の結果、SDGsをはじめサステナブルな取り組みについて「とても関心がある」は9.0%、「関心がある」は19.7%、「少し関心がある」は32.0%となり、全体の約6割が取り組みに関心を寄せていることが判明した。

「サステナブルな社会の実現に向けた課題」については、「食品ロス削減」が52.4%で最多となり、次点は48.6%の「プラスチックごみ問題・廃棄物削減」と、身近な課題により多くの関心が集まっていた。

関心がある社会問題については、「食の安全・安心」が76.5%で最多。次点は76.1%の「食品ロス削減」となり、ここでも身近である「食」に関しての課題に高い関心を寄せていることが明らかとなった。

(会員向けニューズレター「GNGニューズレター2022年4月15日号」より抜粋)

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18年間の実務経験と20年間のコンサル経験を積み、38年間一貫して健康食品ビジネスに携わる。国内外750以上のプロジェクトを実施。「世界全体の中で日本を位置付け、自らのビジネスを正確に位置付ける」という「グローバルセンス」のもとに先行する欧米トレンドを取り入れたコンセプトメイキングに定評がある。世界各地にネットワークを築き上げ、情報活用サービス「グローバルニュートリション研究会」主宰。食品会社、化粧品会社、製薬会社の健康食品部門に対して、商品開発・マーケティング・海外進出などのコンサルティングを行っている。人が幸せに生きるためには健康が第一である。健康食品産業は「幸せ創造産業」である、という信念のもと、クライアントの成功を通じ、消費者に支持される業界を目指し、業界で働く人すべてが自分の仕事に誇りと自信をもてるようにしたいという想いから、業界健全化活動にも取り組んでいる。

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