日本初、グリーンカルチャーが植物性魚肉を開発　浅草の寿司屋にて限定提供を開始予定、ほか｜GNGニューズレター7月1日号

こんにちは、GNG武田です。

先月16日（水）にNatural Products Expo Virtual 2021の報告会をオンラインで行いました。多くの方が高い興味をお持ちになり、3時間という長時間であるにもかかわらず、最後までご参加頂きました。

弊社スタッフ3名が、懸命に情報収集をした結果をご報告させて頂きました。
レポートは会員様には無料で差し上げていますので、まだ入手されていない方がいらっしゃいましたら、
お気軽にお問い合わせください。

最後に、私が総括をさせて頂きました。
私が注目したトピックスは、
・CBD
・プラントベース
・フレキシタリアン
・コラーゲン
・免疫プラスα
・抗炎症
になります。
2020年のCBDサプリメントは対前年マイナス6％、CBD飲料はマイナス11％、と成長に陰りが見えています。

「抗炎症」は2018年の10キートレンドに取り上げられました。
その際、食品炎症インデックス：Dietary Inflammatory Index（DII）が紹介されましたが、今後、改めて注目が高まるのではないかと思います。

このように、COVID-19禍の中でも、ウェルネスフード市場の変化は止まりません。

そして、18日（金）にはNew Nutrition Businessポイント解説セミナーをオンラインで開催しました。
このセミナーは、今年から試験的に始めましたが、回を重ねるごとに出席される方が増えてきました。
18日のセミナーには50名以上の方が参加されました。

時間の配分が上手く出来ず、Danoneのケーススタディをお話することが出来ませんでした。
アンケートでは、Danoneのケーススタディを楽しみにして頂きながら紹介できなかったことを残念に思われている方が大勢いらっしゃることがわかりました。

今号では、18日にお話する予定だったDanoneのケーススタディの１つを活字にしてみました。
プラントベースビジネスの難しさを垣間見られるのではないかと思います。

（株）グローバルニュートリショングループ　武田 猛

GNGニューズレター（国内情報）　2021年7月1日　トピックス

＜国内ニュース（要約）＞

●寿本舗、機能性表示食品「働く人の生活習慣サポートEX」を新発売
●山田養蜂場、日本初のみつばち由来のプロポリスエキスで機能性表示食品としてリニューアル発売
●小林製薬、香りを嗅ぐことで認知機能の状態を判定するキット「ニンテスト」を開発
●日本初、グリーンカルチャーが植物性魚肉を開発　浅草の寿司屋にて限定提供を開始予定
●ハウス食品グループ、細胞農業オープンイノベーションプラットフォームに参画
●明治、ヨーグルト商品の売り上げの一部を日本ユネスコ協会連盟「未来遺産運動」に寄付
●脳活性総合研究所、早期健常時からのセルフ認知機能検査の研究成果が医学誌に掲載
●キユーピー、独自素材「加熱変性リゾチーム」で新型コロナウイルスの不活性化を確認
●森下仁丹、短鎖脂肪酸（酢酸）を内包した大腸送達性製剤による便通改善および食後血糖値上昇抑制作用を確認

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[今号のハイライト]
日本初、グリーンカルチャーが植物性魚肉を開発　浅草の寿司屋にて限定提供を開始予定

グリーンカルチャー株式会社は、植物性タンパク等を主原料とした魚肉「Green Meat™ Model F」を開発したことを6月25日（金）に発表した。同製品は、7月2日（金）より東京・浅草の「Vege-Sushi Japan 浅草本店」にて数量限定で提供される。

同製品は、植物肉「Green Meat™」の応用研究から生まれたもので、蓄積された植物肉開発に特化した物理化学データを解析し、魚特有の食感と味わいを再現している。魚特有の細かい繊維感がありながらも、身の程よいほぐれ感が特徴だという。

Vege-Sushi Japan浅草本店では、野菜料理10品、野菜寿司10品の20品を基本としたフルコースを中心に提供している。今回、店主こだわりの技法によって、動物性原料を使用しない「軍艦巻き」など世界最先端のプラントベースドフードを、江戸情緒あふれる店内で提供していく予定だ。

（会員向けニューズレター「GNGニューズレター2021年7月1日号」より抜粋）

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武田 猛（たけだ　たけし）

代表取締役 ： 株式会社グローバルニュートリショングループ

18年間の実務経験と20年間のコンサル経験を積み、38年間一貫して健康食品ビジネスに携わる。国内外750以上のプロジェクトを実施。「世界全体の中で日本を位置付け、自らのビジネスを正確に位置付ける」という「グローバルセンス」のもとに先行する欧米トレンドを取り入れたコンセプトメイキングに定評がある。世界各地にネットワークを築き上げ、情報活用サービス「グローバルニュートリション研究会」主宰。食品会社、化粧品会社、製薬会社の健康食品部門に対して、商品開発・マーケティング・海外進出などのコンサルティングを行っている。人が幸せに生きるためには健康が第一である。健康食品産業は「幸せ創造産業」である、という信念のもと、クライアントの成功を通じ、消費者に支持される業界を目指し、業界で働く人すべてが自分の仕事に誇りと自信をもてるようにしたいという想いから、業界健全化活動にも取り組んでいる。

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