今年は業界にとって30年に一度と言っても良いくらいの出来事がありました。
業界の長年の望みであった、健康食品の機能性表示が容認されました。
勿論、完璧な形での実現ではありませんし、まだまだ将来に不安は残ります。
しかし、今やるべき事、やっておかなくてはならない事が明確である事も事実です。
人間は自分が理解が出来ない事に直面すると思考が止まってしまう場合もあります。
こういう時こそ、事実を直視し、課題を明確にし、粛々と準備を積み重ねる事が大切です。
今後、業界に求められる事は、自分で考え、自分で決断し、自分で責任を取る、というスタイルです。
これこそが海外で戦っていく為に必要なスキルです。
国や権威者のお墨付きを求めず、自ら道を切り開いていく、というバイタリティです。
今月5日、（株）コマースゲートが消費者庁より措置命令を受けました。
商品の痩身効果による根拠がない、と判断されたためです。
新機能性表示制度が参考とする米国ダイエタリーサプリメント制度では、科学的根拠があれば機能性表示が可能です。
新機能性表示制度では、機能性表示をするからにはその根拠が求められる可能性は非常に高いと思います。
今回の措置命令は、将来の表示制度導入に向けて、今何をしなくてはならないかを考える良い教訓となったと思います。
企業が直ちに取り組むべき事は明確です。
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■GNGニューズレター 2013年12月16日号トピック
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●ファンケル、大人の女性のためのホット青汁「本搾り青汁 リッチココア」を発売
●ヤクルト、おなかの調子を整える特定保健用食品「黒酢ドリンク」を発売
●明治、「明治ブルガリアヨーグルトLB８１アクティブプラス」2品発売
●東洋新薬、愛媛県との連携・協力に関する協定を締結
●DHC、CBP配合のサプリメントが膝関節痛の改善に有効であることを確認
●消費者庁、株式会社コマースゲートへ措置命令（景品表示法違反）
など