毎日膨大な量の情報が発信され、私たちは情報の洪水の中にいます。
その中から、価値のある情報を選別し、自分のビジネスに活用する、そのようなスキルが求め
られていると思います。
単なる情報収集だけではなく、分析、洞察を加えて、自社の知恵に変えていく、そのような習慣を持っている企業のみが生き残れる時代ではないかと思います。
New Nutrition Business誌は、1995年創刊、現在42カ国、1,000社以上の機能性食品業界のエグゼクティブが読んでいる、クオリティの高い雑誌です。
NNB誌は、世界の健康・栄養ビジネスを分析・洞察し、実用的な情報を世界へ発信しています。
そのNNB誌は、2005年より、毎年、健康・栄養ビジネスのトレンドとして「10Key Trend」を分析しています。
10キートレンドは羅針盤であり、向かう方向を示してくれます。
10キートレンドには5つのキーワードがあります。
1.本物の成長機会になっているか?
2.将来のリスクへの対処となっているか?
3.持続するトレンドとなっているか?
4.消費者ニーズに結び付いているトレンドとなっているか?
5.科学的根拠があるトレンドとなっているか?
10キートレンドは、一時的な流行ではなく、企業がイノベーション計画、戦略を立てる際に有効となる長期的視点に立った強力なトレンドに注目したものです。
本号では、2015年の10キートレンドを振り返ってみたいと思います。
3年後の現在、当時の10キートレンドが実際にどのように現実化しているかを確認し、10キートレンドをどうのように活用できるか、のヒントになれば、と思います。
ご関心のある方は、是非、バックナンバーを読んでみて下さい。
最近メディアでも取り上げられている「良い炭水化物、悪い炭水化物」という言葉も、2015年の10キートレンドに取り上げられています。
間もなく2019年です。来年はどのような10キートレンドになるのか、今から考えてみるのも面白いですね。
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■GNGニューズレター 2018年10月16日号トピック
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●興和、健康ドリンク「カンゾコーワ」を発売
●ユーグレナ社初の機能性表示食品シリーズ、「GABA(ギャバ)」、「プロテオグリカン」を新発売
●大塚製薬、飲んでカラダをバリアする「ボディメンテ ドリンク」全国販売開始
●雪印メグミルク、「ミルク由来 吸収のはやいプロテイン」発売
●ファンケル、機能性表示食品のサプリメント『えんきん』に新たな機能性表示を追加
●カカオポリフェノールの継続摂取が、閉経後女性における高血糖、高血圧、高コレステロールを予防する可能性を示唆
●伊藤園、抹茶の継続摂取で健常中高年者の認知機能が改善することを確認
●8月の通販売上高、「健康食品」は対前年比4.9%減少
●消費者庁、新たに25品の機能性表示食品届出を受理、撤回届は1件を受理
など