米国2026年版「食事ガイドライン」の転換を受け、再生型農業とホールフードが新潮流に、ほか|GNGグローバルニュース2026年6月18日

こんにちは、GNGの市野です。

今号も世界の健康食品・ウェルネス市場から、今後のビジネスのヒントや市場理解につながる興味深いニュースが届いています。

例えば・・・

・米国2026年版「食事ガイドライン」の転換を受け、再生型農業とホールフードが新潮流に
米国が打ち出す「食事ガイドライン」の大きな転換期。
これからの世界の食市場を動かすことになる、栄養素の枠を超えた「2つの新潮流」とは。

・欧州の培養肉市場展望:消費者の受容性は二分、試食前の「信頼構築」が普及の鍵に
欧州の培養肉市場で浮き彫りになった消費者のリアルな本音。
味や価格よりも、普及のためにまずクリアしなければならない「意外な最重要課題」に迫ります。

・Grand View Research社予測:腸の健康需要が牽引、「食物繊維ルネサンス」で市場拡大へ
世界的なブームを迎えている食物繊維市場。従来の便通改善というイメージを一新し、
今なぜ新たな機能性素材としてイノベーションが加速しているのでしょうか。

今号のニュースレターには、このほかにも企業の最新の製品戦略や最新の臨床研究など、
皆様の事業のヒントとなる多様な動きを掲載しています。
全体を通して読むことで、グローバル市場の現在地と次の潮流への理解がより一層深まります。

海外の新しい動きや制度のトレンドを、皆さまの新しい商品アイデアや、これからの事業戦略のヒントとしてぜひお役立てください。

この記事について

GNGでは、会員向けに世界各国の健康・食・栄養に関するニュースをセレクトし、日本語に要約したものを月に4回、ニューズレター「GNGグローバルニュース」として配信しています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

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■GNGグローバルニュース 2026年6月18日号 トピックス

Market News
●欧州の培養肉市場展望:消費者の受容性は二分、試食前の「信頼構築」が普及の鍵に
●米国2026年版「食事ガイドライン」の転換を受け、再生型農業とホールフードが新潮流に
●Grand View Research社予測:腸の健康需要が牽引、「食物繊維ルネサンス」で市場拡大へ
●英国「Times 100」にウェルネス企業が躍進、女性向けとハイドレーションが市場を牽引

Products & Technology News
●PepsiCo社、「Muscle Milk Pro」を大幅刷新―クリーンラベル化でメインストリーム層へ訴求
●Betagro社、鶏胸肉を原料とした新商品「Chicken Made Noodle」でプロテイン市場に革新

Science News
●睡眠健康の新たなパラダイム:トラッカーを超えた包括的アプローチと認知機能への影響
●クリルオイル、魚油を上回るオメガ3吸収性を確認
●VeMico社のポストバイオティクス「VMK223」 経口摂取による中年女性の肌質改善の可能性

Regulatory News
●Mimer Medical社のほうれん草抽出物「Appethyl」、EFSAヘルスクレーム承認へ向け前進

[今号のハイライト]

米国2026年版「食事ガイドライン」の転換を受け、再生型農業とホールフードが新潮流に

米国の2026年版「食事ガイドライン」において、栄養密度が高く加工を最小限に抑えた「リアルフード」の重要性が強調される中、現代農業の課題とホールフードサプリメント戦略の在り方が改めて注目されている。
 USDA Agricultural Research Service(米国農務省農業研究局)などの分析によれば、多くの米国人が食物繊維やマグネシウムなどの推奨摂取量を下回っているのが現状である。過去数十年にわたり収穫量を優先した品種改良の結果、主要作物においてたんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養密度が著しく低下したと指摘している。
これは、収穫量が増える一方で単位重量あたりの栄養素が比例して増えない「希釈効果」が一因であるとされている。
 こうした栄養のギャップを埋める手段として、土壌の健康を重視する再生型農業と、それに基づくホールフードサプリメントの有効性が示唆されている。Standard Process 社によれば、土壌の有機物や微生物の多様性は、作物のフィトケミカル含有量や栄養吸収に直接的な影響を与える。また、特定の栄養素のみを単離した合成物よりも、食品本来の複雑な構造である食品マトリックスを維持したホールフードサプリメントの方が、成分同士の相乗効果によって生体利用効率が高まる可能性が研究で示されている。
出典
SupplySide Supplement Journal(2026年6月5日)
https://www.supplysidesj.com/sourcing/food-guidelines-changing-supplement-strategy-should-too?utm_campaign=SupplySide_SJ_News_NL_20260609&utm_emailname=SupplySide_SJ_News_NL_20260609&utm_medium=email&utm_source=eloqua&utm_MDMContactID=b50c5a7e-81cd-4425-8e0f-8eb2e4a00736&utm_campaigntype=Newsletter&eM=2df495b03823e014ae1cf0fb19b3755948b0b411b82cbc874989dfd640d74163&eventSeriesCode=ES_NATPRINSDRDGTL&eventEditionCode=HLN00INS&sessionCode=S_INSNWLTRWE&sp_eh=2df495b03823e014ae1cf0fb19b3755948b0b411b82cbc874989dfd640d74163
 (会員向けニューズレター「GNGグローバルニュース2026年6月18日号」より抜粋)

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