FDAの栄養表示案に異論、効果的な「FOPラベル」の行方、ほか|GNGグローバルニュース2026年6月11日

こんにちは、GNGの市野です。

今号も世界の健康食品・サプリメント業界の動向をキャッチアップできる、
興味深い海外ニュースが届いています。

例えば・・・
・FDAの栄養表示案に異論、効果的な「FOPラベル」の行方
アメリカのパッケージ前面表示(FOP)義務化を巡り、FDAの「低・中・高」案は消費者の誤認を招くとの指摘が浮上。より分かりやすい「高含有警告ラベル」を支持する研究結果が発表され、議論を呼んでいます。

・デジタル時代のアイケア市場――「目と脳のつながり」に着目した新たな栄養戦略
スマホ利用の日常化を背景に、アイケアが「目」だけでなく「脳や睡眠」までケアする領域へと進化。幅広い年代に向けた、新しい製品設計のヒントが示されています。

・ほうじ茶は「次の抹茶」になるのか――広がるローストティートレンド
世界的な抹茶ブームに続き、海外の食品・飲料業界で「ほうじ茶」への注目が急上昇。独特の香ばしさやマイルドな風味が、プレミアムな新フレーバーとして期待を集めています。

今号のニュースレターには、このほかにも市場データや企業戦略など、多角的な視点から世界の最新動向を網羅した記事を掲載しています。

全体をサッと通して読むだけでも、今押さえるべき業界トレンドの全体像が深く理解できます。

この記事について

GNGでは、会員向けに世界各国の健康・食・栄養に関するニュースをセレクトし、日本語に要約したものを月に4回、ニューズレター「GNGグローバルニュース」として配信しています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

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■GNGグローバルニュース 2026年6月11日号 トピックス

Market News
●ほうじ茶は「次の抹茶」になるのか――広がるローストティートレンド
●韓国の健康機能食品市場、ビタミン・ミネラルが首位維持
●健康志向イノベーションが食品開発を牽引――栄養・ウェルビューイング対応が加速

Science News
●更年期市場が拡大、臨床研究とターゲット製品が牽引し
●セトレイン酸サプリメントがLDLコレステロール低下と関連
●LP299Vの日本人対象研究、地域特性を踏まえたプロバイオティクス研究が進展
●レッドセージ抽出物、下部尿路症状の改善でノコギリヤシを上回る可能性
●デジタル時代のアイケア市場――「目と脳のつながり」に着目した新たな栄養戦略

Company News
●腸の健康素材で火花、Ingredion社とTate & Lyle社の新戦略

Regulatory News
●食品安全規制の統一は可能か、APACで広がる連携強化の動き
●FDAの栄養表示案に異論、効果的な「FOPラベル」の行方

[今号のハイライト]

FDAの栄養表示案に異論、効果的な「FOPラベル」の行方|GNGグローバルニュース2026年6月11日号

米国でパッケージ前面栄養表示(FOP)制度の義務化に向け、「食品ラベル近代化法」の再提出など法改正の動きが進んでいる。
 米国食品医薬品局(FDA)が提案する「Nutrition Info Box」は、飽和脂肪酸、ナトリウム、糖質の3項目を対象とし、それぞれを「Low(低)」「Med(中)」「High(高)」の区分と1回摂取量あたりの日経平均値(%DV)で表示する仕組みである。従来の裏面表示を補完し、誤解を招く健康主張を抑制することが狙いである。
 しかし、カリフォルニア大学デービス校などの研究チームが1万人以上を対象に実施した調査によると、FDAの3段階表示案は加工肉や菓子類を健康的だと消費者に誤認させるリスク(健康ハロー効果)がある。一方で、過剰な成分に対して「High in(~高含有)」と直接警告するラベルや、信号機のような色分け表示の方が、消費者がより迅速かつ正確に健康的な食品を選択できることが判明した。チリやメキシコなど中南米諸国での警告ラベル導入による塩分や糖類の購入量減少の実績も踏まえ、より効果的なデザインの採用に向けた議論が続いている。

出典
Ingredients Network(2026年5月28日)
https://www.ingredientsnetwork.com/what-will-us-front-of-pack-nutrition-labels-look-news129417.html
 (会員向けニューズレター「GNGグローバルニュース2026年6月11日号」より抜粋)

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