こんにちは。
グローバルニュートリショングループです。
今号のテーマは「オメガ3脂肪酸」です。
ご存知のとおり、オメガ3脂肪酸は、体内のさまざまな機能にとって重要な多価不飽和脂肪酸の一種です。オメガ3脂肪酸のDHA・EPAは、脂肪が多い魚や甲殻類・貝類に含まれ、血中中性脂肪の減少や認知機能の維持に効果があるとされています。機能性表示食品の「機能性関与成分別届出状況」(GNG集計)においても常にトップ10にランクインしており、健康効果に対する科学的エビデンスは豊富です。
DHA・EPAの主な供給源である魚介類について、日本では「魚離れ」が長年指摘されています。今月6日に公表された令和6年度の「水産白書」でも、この問題について触れられています。
同白書によると、日本の食用魚介類の自給率(重量ベース)は、昭和39(1964)年度の113%をピークに低下し、令和5(2023)年度には54%となりました。食用魚介類の1人1年当たりの消費量(純食料ベース)は、平成13(2001)年度の40.2kgをピークに減少し、令和5(2023)年度には21.4kg(概算値)となり、過去最低水準を記録しました。一方、肉類の消費量は増加傾向にあり、平成23(2011)年度以降、食用魚介類の消費量は肉類を下回っています。
同白書では、水産物に対する消費者の意識についても触れています。令和2(2020)年に公表された農林水産省の「食料・農業及び水産業に関する意識・意向調査」によると、消費者が肉類と比べて魚介類をよく購入する理由として、「健康に配慮したから」という回答が最も高く、75.7%を占めていました。一方で、魚介類をあまり購入しない理由については、「肉類を家族が求めるから」と答えた割合が45.9%で最も高く、次いで「魚介類は価格が高いから」(42.1%)、「魚介類は調理が面倒だから」(38.0%)といった回答が挙がっています。令和7年1月の日本政策金融公庫の「食の志向調査」によれば、健康志向、経済性志向、簡便化志向が上位を占めており、特に簡便化志向が2008年以降、一貫して上昇傾向にあります。現代日本人は、魚から摂れる健康を意識しつつも、価格や調理の手間といった現実的な要素も重視していることが伺えます。
「魚離れ」が進む中、新たな研究では、脂ののった魚を摂取するよりも、フィッシュオイルを直接摂取する方が心臓保護において高い効果がある可能性が示唆されています。魚を食べることとサプリメントの摂取は異なるアプローチですが、双方を上手に生活に取り入れる選択肢があることが考えられます。
今号では、マーケティング、科学、企業動向など、様々な視点から「オメガ3脂肪酸」についてご紹介いたします。
どうぞ最後までご覧ください。
■「オメガ3脂肪酸」
【1】マーケット分析・洞察
配信のテーマに沿った過去の武田のマーケット分析・洞察です。
【2】業界ニュース (国内・海外)
テーマごとに記事をセレクトしウェルネスフード・ワールドをお読みの皆様にお届けします。
【1】マーケット分析・洞察
こんにちは、GNG武田です。
今号のグローバルニュースではPUFAに関する新しい研究報告の記事が2本あります。
そのうちの1つ、「フィッシュオイルは脂ののった魚を摂取するより心臓保護効果が高い可能性」という記事がとても興味深かったです。
この記事は、先月、BMJに掲載された” High dose fish oil supplements are more effective than oily fish in altering the number and function of extracellular vesicles in healthy human subjects: A randomized, double-blind, placebo-controlled, parallel trial”という論文の内容を紹介しています。
早速論文を読んでみました。
この論文の要約は以下の通りです。
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【研究デザイン】
この研究は 無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験(RCT) によって行われました。対象者は健康な成人42名で、以下の3群にランダムに割り付けられ、12週間の介入が行われました:
1. FOグループ(Fish Oil Supplement)
・高用量のフィッシュオイルサプリメント(DHA+EPA 合計:3.2g/日)
・プラセボ(白身魚ベースの食事)
2. OFグループ(Oily Fish Diet)
・脂性魚(DHA+EPA 合計:2.0g/日)を食事から摂取
・プラセボサプリメント(トウモロコシ油)
3. Controlグループ(対照)
・白身魚の食事
・プラセボサプリメント
いずれの群も、ベースラインおよび12週目に血液検体を採取し、血中脂肪酸組成、循環系細胞外小胞(EV)の数と起源(血小板由来、内皮細胞由来、単球由来など)、およびEVによるトロンビン生成能(血栓形成のマーカー)を測定しました。
【主な結果】
1. 血中脂肪酸プロファイル
• FOグループでは、赤血球膜中のDHAおよびEPAレベルが有意に上昇。
• OFグループでも上昇は見られたが、FOグループの方が有意に高かった。
• コントロール群では変化なし。
2. 細胞外小胞(EV)の数と起源
• FOグループでは、血小板由来EVと内皮細胞由来EVの数が有意に減少。
• OFグループおよびコントロール群では有意な変化は観察されなかった。
3. EVのトロンビン生成能
• FOグループでは、EVによるトロンビン生成速度(最大速度、総トロンビン量)が有意に低下。
• OFグループおよびコントロール群では変化なし。
【考察】
この研究結果は、高用量のフィッシュオイルサプリメントが脂性魚の摂取よりも、血中EVの数およびその血栓形成能に対してより強い抑制効果を持つことを示唆しています。特に、血小板や内皮由来のEVの減少およびトロンビン生成の抑制は、心血管イベントのリスク低下に関与する可能性があると考えられます。
一方で、脂性魚を食事から摂取すること自体にも血中脂肪酸プロファイルの改善という点で一定の効果はあるものの、EVに対する機能的な変化は限定的でした。この理由としては、魚食ではDHA+EPAの摂取量がサプリメントよりも少ないこと、また調理方法や吸収性の違いが考えられます。
【結論】
フィッシュオイルサプリメント(高用量)は、脂性魚の食事摂取よりも、細胞外小胞の数および血栓形成能に与える影響が大きく、より強力な抗血栓・抗炎症作用を持つ可能性があると考えられます。本研究は、n-3 PUFAの摂取手段がその生理機能に与える影響の違いを明確にした初めての臨床試験の一つとして位置づけられます。
サプリメントに使用されているフィッシュオイルの魚種は主にエンガワイワシ(Engraulis ringens, 通称:アンチョビ)、イワシ類(Sardinops spp.)およびマグロ油(Tuna oil)などを含むものでした。
商品名やメーカーは伏せられていますが、天然由来の濃縮フィッシュオイルが使用されており、GMP準拠で製造されたことが明記されています。
一般的な市販の高濃度フィッシュオイルサプリメントと同様の原料構成が想定されます。
サプリメントに含まれる脂肪酸の組成は以下の通りでした。
・ DHA(ドコサヘキサエン酸): 約55%
・ EPA(エイコサペンタエン酸): 約30%
・ その他の脂肪酸(例:DPAなど): 約15%
本研究でのDHA:EPAの比率は約1.8:1という、DHAが豊富な構成です。
論文内では、DHAとEPAの比率が生理的効果に与える可能性についても触れられています。特に以下の点が強調されています:
• DHAは細胞膜の流動性やシグナル伝達に重要であり、EVの形成や膜構造に直接影響する可能性がある。
• 一方、EPAは抗炎症作用がより顕著であり、炎症性サイトカインの抑制に寄与するとされる。
• 本研究で観察されたEVの数とトロンビン生成能の減少が、DHA優位の組成による可能性も否定できない。
また、研究者は「フィッシュオイルの用量だけでなく、脂肪酸の質的な組成(特にDHAとEPAの比率)も機能的効果に大きな影響を与える可能性がある」と記述しており、将来的な研究では比率の違いによる比較試験の必要性を示唆しています。
一方、論文によれば、介入に使用された脂性魚(Oily Fish)は主に以下の2種類です:
• サバ(Mackerel)
• サーモン(Salmon)
これらは英国の食習慣において一般的な脂性魚であり、DHAおよびEPAを多く含むことで知られています。調理方法はオーブンベイクやグリル調理とされ、参加者にはレシピと魚の量が週ごとに提供されました。
脂性魚群(Oily Fish Group)の摂取量(週3回)を、研究チームは以下のように推定しています:
• DHA:1.2g/日(平均)
• EPA:0.8g/日(平均)
• 合計で DHA+EPA:2.0g/日
これは、サプリメント群(DHA+EPA 合計3.2g/日)と比べてやや少なめのn-3 PUFA摂取量です。
DHAとEPAの比率は、DHA:EPA ≒ 3:2(=1.5:1)程度と見積もられます。
これは使用された魚の脂肪酸組成によるもので、一般的に:
• サバはEPAがやや多く(DHA:EPA ≒ 1.5–2:1)、
• サーモンはDHAがやや多いか同程度(DHA:EPA ≒ 1:1 〜 1.2:1)です。
論文中では、脂性魚由来のn-3 PUFAが「食事全体の中で他の栄養素と一緒に摂取される」ことに注目しており、これがフィッシュオイルサプリメントとは異なる代謝や生体利用に影響している可能性があると述べられています。
また、脂性魚摂取による血中DHA+EPA濃度の上昇は見られたものの、サプリメント群よりも低く、EVに対する影響は有意ではなかった点が重要な結果として挙げられています。
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この論文から言える主なことは、次の通りです。
フィッシュオイルサプリメント(高用量)は、脂性魚の摂取よりも、循環中の細胞外小胞(EV)の数と機能(特に血栓形成能)をより有意に改善することが示されました。
EVの活性低下(数の減少やトロンビン生成の低下)は、血栓リスクの軽減=心血管疾患予防効果を示唆するマーカーであり、この観点から見ると、
サプリメントの方が魚を食べるより、心疾患リスクの抑制に有効である可能性が高い
(少なくとも、EVという指標においては)
という結論が導き出せます。
ただし、補足として注意したいポイントがあります。
• サプリメントがすべての面で優れているとは限らない:脂性魚にはタンパク質、ビタミンD、セレンなど他の有用栄養素も豊富で、これらの複合的効果はこの研究では評価されていません。
• 介入期間は12週間:心血管イベント(発症)の長期的リスク低下までを直接評価したわけではないので、「サプリメントを飲めば発症を防げる」とまで断言はできません。
• 摂取量が違う:サプリメント群はDHA+EPAを1日3.2gとかなり高用量に設定しており、日常的な脂性魚摂取よりもn-3 PUFAの摂取量が多いという点も、効果の差に影響している可能性があります。
n数も多くなく、たった1報の論文ですが、とても面白い試みだと思います。
結論として現実的な示唆は、
「魚をあまり食べない人、食習慣が安定しない人にとって、信頼できる高品質なフィッシュオイルサプリメントを摂取することは、血栓形成リスクを抑え、心血管の健康維持に有効な選択肢となりうる。」
ということだと思います。
魚好きで、1日1食は魚を食べることを心掛けつつ、DHA/EPAサプリメントも摂取している武田としては、次のように考えます。
魚にはサプリメントには含まれていない栄養成分があります。
・ 高品質なたんぱく質
・ ビタミンD
・ ビタミンB群(特にB12)
・ セレン
・ アスタキサンチン(特にサーモン)
つまり、
・ フィッシュオイルサプリメントはDHA/EPAをピンポイントで補える「機能性食品」
・ 魚は、全体として栄養がバランスよく摂れる優秀な「リアルフード」
という風に、どちらが優れているというよりも、目的に応じて使い分けるのがベストな戦略
だと思います。
たとえば、
• 普段の食事で魚をよく食べる → サプリは必須ではないかもしれない
• 食が不規則・魚が苦手・健康上のリスク因子がある → 高濃度のサプリメントが有効
という使い分けです。
私は、日ごろからオメガ6の摂取量が少なくないことを自覚していますので、魚を食べ、フィッシュオイルサプリメントも摂取する習慣を、これからも続けようと思います。
(2025年4月9日発行 GNGグローバルニュース より抜粋)
【2】業界ニュース (国内・海外)
●2024年10月22日:オメガ3への高い関心に反して、摂取量は低い
最新のオメガ3インデックスマップでは、オメガ3の摂取量が大幅に上がっているが、全体的として摂取量は依然として低いことが明らかになった。
カナダ、ドイツ、スペイン、米国の研究者等は、オメガ 3 インデックスのレベルには大きなばらつきがあり、大部分の国では理想的な摂取量を下回っていることを明らかにした。研究者等は 2016 年のオメガ3インデックスマップを更新しようとした。(リンク)
EPA、DHA オメガ 3 の世界的団体、GOEDのデータによると、オメガ3の全世界での市場規模は2023 年に 124,480 トンに達し、2022 年から 1.4%増加した。市場価値は 20 億ドルを超え、前年の約17億ドルから22.5%増加した。
研究者等はGOED臨床研究データベースとPubMed を使用して、文献検索を実施した。16 歳以上の被験者という条件を満たした研究から、人口統計データと EPA/DHA レベルを抽出した。最終分析には328件の研究が含まれ、オメガ3インデックスに基づいて各国を4つのレベルに分類した。上から理想的(>8%)、中程度 (6%~8%)、低い (4%~6%)、非常に低い (≤4%)である。
理想的なオメガ 3 インデックスの国は、日本、韓国、アイスランド、ノルウェーだったが、非常に低い国はイラン、エジプト、インドブラジルだった。北米やヨーロッパの国々は、中程度から低いレベルだった。
関連リンク:nutraingredients.com
(2024 年 11 月12日発行 GNGグローバルニュースより抜粋)
●2025年1月23日:住友商事、藻類由来DHAの日本向け独占代理店契約をHuvepharma EOODと締結
住友商事株式会社(以下、住友商事)は、ブルガリアで藻類由来の DHA の製造を行うグローバルアニマルヘルスケア企業Huvepharma EOODと日本向け独占代理店契約を締結した。
DHA(Docosahexaenoic Acid:ドコサヘキサエン酸)は認知機能の向上、生活習慣病予防などの効果が期待される栄養素で、日本では健康意識の高まりからサプリメントなどの健康食品を中心に活用されている。一方で、現在普及している DHAは魚由来のものが主流のため、魚特有の臭いや、魚の体内に蓄積される重金属などの化学物質の残留が課題となっており、魚の乱獲による価格高騰も予想されている。
藻類由来のDHAは、魚由来と同等の成分を持ちながら、藻類を培養して抽出されるため魚特有の臭いがなく、魚由来のDHAで懸念される化学物質もなく安全性が高いことが特徴である。これにより、ベジタリアンや植物性食品の嗜好者、乳幼児や妊娠・授乳期の女性向け製品への展開もしやすく、幅広い使用用途と環境負荷の少ないサステナブルな素材として期待されている。
住友商事は藻類由来DHAの普及拡大により、安全性の高い食の安定供給を目指すとしている。
関連リンク:住友商事株式会社 ニュース
(2025年 2 月3日発行 GNGニューズレターより抜粋)
●2025年3月25日:フィッシュオイルは脂ののった魚を摂取するより心臓保護効果が高い可能性
フィッシュオイルは脂ののった魚を摂取するより心臓保護の効果が高い可能性が、英国の研究で示唆された。
フィッシュオイルに豊富に含まれる n-3 多価不飽和脂肪酸(n-3 PUFA)は心血管系疾患の予防に関連することはこれまでの研究で指摘されてきたが、それはすでに心臓に症状を持つ患者に対してであり、健康な人での有効性は確立していない。
University of Reading、Liverpool John Moores University などの研究者チームは、n-3 PUFA の心臓への有効性における潜在的なメカニズムの検証を行う上で、細胞外小胞(EV)に注目した。EVは膜で囲まれた微小物で細胞から放出され、心血管系疾患の有望なバイオマーカーという考えが浮上してきている。だが、n-3 PUFAがEVに及ぼす影響について探った研究は殆どなく、脂ののった魚の摂取がEVの数や機能にどんな影響を与えるかに関する情報も無い状態だった。
研究チームは、40 歳以上の健康な被験者 42 人を対象に、フィッシュオイルサプリメント+ホワイトフィッシュ料理、プラセボサプリメント+脂ののった魚料理、プラセボ+ホワイトフィッシュの群に無作為的に割り付けた。介入期間は 12 週間で、被験者の EV の数と構成、凝血活性を評価したところ、フィッシュオイルを摂取した群では、循環する EV の数が有意に減少したことが分かった。脂ののった魚とホワイトフィッシュを摂取した群ではそれが見られなかった。また、フィッシュオイル群の血栓形成率も下がったが、これは、望ましくない血栓形成リスクを低減するフィッシュオイルの作用が働いたものとみられる。フィッシュオイル群と脂ののった魚群では EPA および DHA の割合を増やしはしたが、EVの数や血栓形成率を変化させたのは、EPA濃度が高いフィッシュオイルのみだった。
したがって、フィッシュオイル群の有効性を導いたのは、DHAではなくEPAだと言えそうだ。研究者は、はっきりした効果を得るには、フィッシュオイルを 1g/日補給することを勧めるとした。今後の研究について「並行デザインよりクロスオーバーの方がより正確に検証できるかもしれない」と述べている。本研究はThe British Journal of Nutrition(リンク) に掲載された。
関連リンク:nutraingredients.com
(2025 年 4 月9日発行 GNGグローバルニュースより抜粋)
●2025年4月11日:和洋女子大、魚介類の摂取量とうつ病リスクおよび不定愁訴の関係を確認
和洋女子大学家政学部健康栄養学科の鈴木敏和教授、同大健康栄養学科卒業生の吉澤結生氏、同大元助手の高野栞氏らが、魚介類の摂取とうつ病リスクの間には緩やかな逆相関が認められ、魚介類の摂取が不明瞭な愁訴の発生に関与していることを示唆する研究結果を発表した。本研究は国際栄養学雑誌Nutrientsの 4月上半期号(リンク)に掲載された。
栄養素や食品摂取が不定愁訴(病気の原因を特定できないが、身体の不調を感じる状態。精神的な疾患に隠れている場合もある)と関連することが、過去 50年間の研究より指摘されてきたが、特定の栄養素や症状との関連性を体系的に検証した研究は無かった。鈴木教授らは、日本人の若い女性(和洋女子大学に所属する学部生(18~27 歳)86 名)を対象として、質問票を用いた横断研究を2023年6月から12月にかけて実施した。不定愁訴、抑うつ度、またはその両方のスコアが高い参加者は、スコアが低い参加者と比較して、エイコサペンタエン酸 (EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、ビタミンD、ビタミンB12の摂取量が低く、魚介類の摂取量も減少していた。抑うつ度と不定愁訴スコアがともに高い群は、スコアがともに低い健康と思われる群と比較して、魚介類の摂取量が1/4だった。
鈴木教授は「近年は魚介類の摂取量が、特に若い世代で急減しています。良好な人間関係や適度な身体活動に加えて、魚介類の摂取も取り入れたバランスの良い食事も不定愁訴の予防や良好な心身の健康状態維持に関わっていることが示唆されます。」と述べている。
関連リンク:和洋女子大学 健康栄養学科 学科ニュース一覧
(2025 年 5 月16日発行 GNGニューズレターより抜粋)
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今回ご紹介した情報には、「グローバルニュートリション研究会」
の配信資料から抜粋・引用した内容が含まれています。
研究会の詳細は以下よりご覧ください。
└https://global-nutrition.co.jp/gng-lab/
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└ http://global-nutrition.co.jp/inquiry/inquiry.html
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