機能性表示食品の届出受理商品は、昨日現在で77商品(サプリメント形状:43、加工食品:34)となりました。
届出表示の機能性(ヘルスベネフィット)では生活習慣病対応42商品(サプリ:16、加工食品:26)で、「腸の健康」11(ダブル機能、トリプル機能含む)、「目の健康」11、「肌の健康」7に大きな差をつけて断トツの多さとなっています。
「生活習慣病対応」をブレイクダウンしますと、「内臓脂肪、体脂肪減少」20、「脂肪吸収抑制」8、「血中中性脂肪減少」3、「血中コレステロール低減」2、などと脂肪関連の機能性が多いことがわかります。
これらの機能性は、直接的には「肥満」を訴求していませんが、間接的にはBMI改善など、体重管理(ウェイトマネジメント)を訴求しています。
New Nutrition Business誌は、毎年10キートレンドとして業界を牽引するような大きなビジネスチャンスを洞察しています。
その中で最も多く出てくるキートレンドが「ナチュラルヘルシー」、次いで「ウェイトマネジメント」です。
今号では、この「ウェイトマネジメント」について、過去のトレンドを振り返ってみました。
この10年の間でダイエット(減量)やウェイトマネジメント(体重管理)に対する消費者意識や行動が大きく変化をしています(主に欧米では)。
今後の日本の消費者動向を予測する上でも、トレンド分析は役に立つと思います。
昨今人気の「スーパーフード」も、まんざら関係がない訳でもないようです。
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■GNGニューズレター 2015年9月1日号トピック
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●伊藤園、「テアニンの働きで健やかな眠りをサポートするむぎ茶」を発売
●味の素、「グリナR」を機能性表示食品としてリニューアル発売
●キューサイ、機能性表示食品「ひざサポートコラーゲン」を発売
●アサヒフードアンドヘルスケア、機能性表示食品2品発売
●大塚製薬、「ネイチャーメイド」、「大麦生活」より機能性表示食品5品発売
●サントリー、高濃度PO・OGコラーゲンペプチドに関する肌への有効性を確認
●日本水産、EPAを使った食品ブランド「海から、健康 エパライフ」展開
●消費者庁、「機能性表示食品」の届出情報公開-現時点で33社77品
など