2026年に向けた視点整理:2025年の食トレンド予測を振り返る、ほか|GNGグローバルニュース2026年1月8日号





こんにちは、GNGの市野です。

今号も、海外の食品・サプリメント・ヘルスケア分野から、思わず目を止めたくなるニュースが届いています。

例えば、2026年に向けて「たんぱく質の設計思想」がどう変わっていくのか、
腸とメンタルヘルスの関係がどこまで製品開発に影響し始めているのか、
さらに、体重管理分野で注目されるGLP-1関連薬の新たな動きなど、
市場の空気が少しずつ変わり始めていることを感じさせる話題が並びます。

・2026年の主要トレンド:たんぱく質精密化、腸と心の健康、そして真正性への重視
 「高たんぱく質」の次に、何が“選ばれる理由”になるのか。
 成分量ではなく、設計の考え方や作られ方そのものが、評価軸として浮かび上がってきています。

・2025年総括:ウェルネスの矛盾と健康寿命(healthspan)への転換
 健康に気をつかっているはずなのに、なぜ不調は減らないのか。
 このズレの中に、これから伸びていく領域のヒントが見え始めています。

・台湾Penghu Uncle、魚の副産物をアップサイクル―ASEAN市場へ
 「環境にいい」よりも先に、「楽しい」「おいしい」が選ばれる。
 副産物ビジネスの新しい勝ち筋が、アジア市場で形になり始めています。

・ザクロとマリーゴールドの“植物ブレンド”、健康的な加齢分野で注目の臨床結果
 単一素材ではなく、“組み合わせ方”が価値になる時代。
 素材設計の考え方が、静かにアップデートされています。

・米FDA、成人の体重管理向け経口GLP-1減量薬「Wegovy錠」を承認
 「飲むGLP-1」の登場で、体重管理市場の前提が変わり始めました。
 周辺ビジネスにも、少しずつ波が広がりそうです。

このほかにも、制度・規制・品質管理・素材評価など、一つひとつは別の話に見えるニュースが、読み進めるうちにつながって見えてきます。

この記事について

GNGでは、会員向けに世界各国の健康・食・栄養に関するニュースをセレクトし、日本語に要約したものを月に4回、ニューズレター「GNGグローバルニュース」として配信しています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

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■GNGグローバルニュース 2026年1月8日号 トピックス

Market News
●2026年の主要トレンド:たんぱく質精密化、腸と心の健康、そして真正性への重視
●2026年に向けた視点整理:2025年の食トレンド予測を振り返る
●2025年総括:ウェルネスの矛盾と健康寿命(healthspan)への転換

Products & technology News
●台湾Penghu Uncle、魚の副産物をアップサイクル―ASEAN市場へ
●副産物が切り開く、食品の新たな可能性──アジア市場に向けた“血糖値配慮型”ヌードル

Science News
●ザクロとマリーゴールドの“植物ブレンド”、健康的な加齢分野で注目の臨床結果
●アントシアニン食品が示唆する認知機能分野の新しい視点
●プロバイオティクスの包接技術が示す、脳との新たな関係性

Company News
●アマゾン、全サプリメント製品にcGMP適合の第三者検証を拡大へ

Regulatory News
●カナダ保健省、ターメリック/クルクミン含有製品のラベルに肝機能リスクの警告を求める
●オーストラリア規制当局、NMNをサプリメント原料として初めて認可
●欧州委員会、34種のプロバイオティクス菌株を“非新規食品”として指定
●米FDA、成人の体重管理向け経口GLP-1減量薬「Wegovy錠」を承認

[今号のハイライト]2026年に向けた視点整理:2025年の食トレンド予測を振り返る
|GNGグローバルニュース2026年1月8日号

 2025年の食品業界を振り返ると、前年に示された複数のトレンド予測のうち、市場で現実の動きとして定着した分野と、想定ほどの広がりを見せなかった分野が明確になった。新しい年を迎えるにあたり、これらの検証は、今後の製品開発や事業戦略を検討するうえで重要な示唆を与えるものである。
 まず、「プラントベース」は、単なる肉代替という位置付けから脱し、独立したカテゴリーとして存在感を高めたとされている。クリーンラベル志向の商品や、豆腐・テンペといった伝統的植物性食品の再評価が進み、植物由来という価値そのものが選ばれる傾向が強まった。
また、たんぱく質や食物繊維など、健康意識に寄り添う成分を取り入れた製品への関心も高まっている。味や食感といった体験価値と組み合わさることで、これらの要素は日常的な食品選択の判断軸として定着しつつあると示唆されている。
 一方で、フードテック分野への投資回復や、環境配慮を最優先とする購買行動については、当初の見通しほどの広がりは見られなかったとされる。持続可能性への関心は引き続き存在するものの、消費者の購買判断はより実用性や健康実感を重視する方向へと変化している。
これらの動向は、2026年以降の市場において「何を伸ばし、どこを再設計すべきか」を考えるための重要な材料である。新年を迎えた今こそ、過去の予測を踏まえ、次の成長テーマを見極めることが求められている。
出典
FoodNavigator(2025年12月17日)
https://www.foodnavigator.com/Article/2025/12/17/2025-food-predictions-which-ones-came-true-which-didnt/?utm_source=newsletter_daily&utm_medium=email&utm_campaign=19-Dec-2025&cid=DM1249789&bid=874064219
 (会員向けニューズレター「GNGグローバルニュース2026年1月8日号」より抜粋)

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