日経MJヒット番付、西の前頭に高プロテインの「カニカマ」が登場！
毎年恒例の「2019年日経MJヒット商品番付」が12月4日に発表されました。
東の横綱には「ラグビーワールドカップ（W杯）」が、西の横綱には「キャッシュレス」が選ばれました。
そして、西の前頭に「カニカマ」が選ばれました。
昨年来、TV番組で、「カニカマが筋肉の原料となり、高齢者の健康に良い」といった内容が取り上げられ、今年は、たんぱく補給を目的とした一正蒲鉾「スポちく」、スギヨ「カニカマ習慣」、カネテツデリカフーズ「カニカマッチョ」が発売されました。
カニカマは、海外でも人気！
実は「カニカマ」は、海外でも人気が高いんです。
石川県の（株）スギヨさんは、30年以上も前に米国にカニカマ工場を建設し、北米では誰もが知る食材となっています。
ニッスイさんは、スケソウダラのたんぱく質の筋肉増加効果について、2009年から愛媛大学と研究を開始し、2018年3月に「スケソウダラタンパク質研究会」を設立、愛媛大学・東京大学・宇都宮大学・日本大学・東北生活文化大学など12の大学や研究機関と研究体制を整え、共同研究を行ってきました。
現在の「カニカマ」ブームは、ニッスイさんの研究活動の賜物と言っても良いと思います。
今号では、ニッスイさんの研究活動を中心にご紹介しています（会員限定記事）。
グローバルトレンドである「プロテイン」トレンドに「カニカマ」が上手く乗れば、とても面白いことになりそうです。
グローバルニュートリション研究会主宰 武田 猛
この記事について
GNGでは、会員向けに過去２週間に発売された新製品情報やマーケット情報を纏めGNG独自の分析・洞察をし、月に2回、「GNGニューズレター」として配信しています。
本日配信したGNGニューズレターでは、ニッスイさんの研究活動を中心に取り上げています。
国内ニュースからは、～高たんぱく・低カロリー・筋肉増強でプロテインとしての「カニカマ」がブレイク！～日経MJ 2019年ヒット商品番付、東京都、19年度上半期「健康食品」「化粧品」の定期購入トラブルが急増といった話題を取り上げています。
この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。
GNGニューズレター（国内情報） 2019年12月16日号 トピックス
●王子サーモン、天然鮭鼻軟骨由来のプロテオグリカン配合の関節サプリメント（機能性表示食品）を発売開始
●～高たんぱく・低カロリー・筋肉増強でプロテインとしての「カニカマ」がブレイク！～日経MJ 2019年ヒット商品番付
●伊藤園、第2回 お茶で人生100年時代「伊藤園健康フォーラム」を開催
●明治、中国天津市商務局および天津経済技術開発区と産業発展への貢献および相互協力体制の構築に関する協定を締結
●ハウス食品グループ本社、ナッシュへ出資
●アサヒグループ食品、2020年2月に食品全商品の賞味期限を「年月」表示に変更完了
●伊藤忠商事とユーグレナ、ミドリムシの海外培養実証事業を2カ国で開始
●明治、OLL1073R-1株が作る物質「EPS」のマウスノロウイルスの増殖抑制効果を確認
●雪印メグミルク、「乳酸菌ヘルベ」のアレルギー反応抑制作用について日本食品免疫学会で発表
●キリンHD、産学連携の共同研究により宇宙空間に近い環境での植物の増殖に成功
●東京都、19年度上半期「健康食品」「化粧品」の定期購入トラブルが急増
●消費者庁、財宝を特商法違反で行政処分
[今号のハイライト]
高たんぱく・低カロリー・筋肉増強でプロテインとしての「カニカマ」がブレイク！～日経MJ 2019年ヒット商品番付
[2019/12/04] [原文：nikkei.com]
日本経済新聞社は2019年の日経MJヒット商品番付をまとめた。東の横綱には9～11月に日本で初開催した「ラグビーワールドカップ（W杯）」、西の横綱には消費増税に伴い利用者が急増した「キャッシュレス」が選ばれた。消費増税の影響は大きく、宅配の「ウーバーイーツ」も、軽減税率の適用が背景にあると考えられる。また、「セルフ美容店」、100円ショップのダイソーで販売中のコスメ「UR GLAM」、「原価酒場」といった「お値段以上」を打ち出した商品や店舗が消費者の心を掴んだ。
その他、大ヒットとなった数々の映画や、街中でヒットを感じさせる「タピオカ」や携帯型の扇風機「ハンディファン」も取り上げられている。
西の前頭「カニカマ」も注目商品である。高たんぱく、低カロリーとして体を鍛えている人やシニアが注目し、需要が拡大している。8月には期間限定でソーダ味のカニカマが販売されたりと、種類も増えている。
（会員向けニューズレター「GNGニューズレター2019年12月16日号」より抜粋）
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