亀田製菓グループ、プラントベースミート、米粉パン、乳酸菌の3ブランド展開開始、ほか|GNG国内ニューズレター3月16日号

 

本日配信のGNG国内ニューズレターでは、冒頭の巻頭言にて武田がANPSのモデルにもなったFSANSのHealth Star Rating Systemについて解説しています。

国内ニュースからは新日本製薬、フェムケアブランド「COCOROOT(ココルート)」から第一弾のサプリメント発売、2022年1月の通販売上高、「健康食品」は対前年同期比2.8%増加、亀田製菓グループ、プラントベースミート、米粉パン、乳酸菌の3ブランド展開開始、といった話題を取り上げています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

こんにちは、GNG武田です。

『科学者たちが語る食欲』を読みました。
大変興味深い内容でしたので、一気に読みました。
「あらゆる生物は「たんぱく質欲」を満たすために食べていた。」というキャッチーなコピーも興味を引きました。

動物は、重要な三大栄養素(たんぱく質、脂肪、炭水化物)に対して、それぞれに対して別々の食欲を持っているそうです。
その中でも、どんな時でも最も優先されるのがたんぱく質に対する食欲だという理論です。
全ての動物は、このたんぱく質欲に導かれて食べるものを決めていたのです。

バッタのような草食動物も、クモのような捕食動物(肉食動物)も、「たんぱく質ターゲット」を満たす量の食べ物を食べるそうです。
低タンパク質の食べ物だと、たんぱく質ターゲットを満たすまで、炭水化物や脂肪を過剰摂取してしまいます。

一方、たんぱく質/炭水化物の比率は寿命にも影響するようです。
意外にも、低たんぱく質/高炭水化物食のマウスが長生きをし、高たんぱく質/低炭水化物食だけで飼育されたマウスは最も短命だったそうです。

しかし、繁殖能力には高たんぱく質食が有利なようです。先進国が少子高齢化になるのも、自然の摂理のようです。(超高齢では、たんぱく質の摂取量が多いほど死亡リスクが低くなる)

現代の人間にとって深刻な肥満については、このたんぱく質欲が重要な要因になっています。摂取カロリーが慢性的に過剰で、体重増加の一途をたどると、インスリン抵抗性が生じます。
体重増加による身体サイズの増加とインスリン抵抗性の増大に伴い、たんぱく質ターゲットがじわじわと上昇します。
そして、たんぱく質欲がカロリー摂取の持続的な増加を促し、BMIは一貫して上昇してしまいます。

他の動物と同様、「人間はたんぱく質の摂取をほかの栄養素より優先し、たんぱく質の必要量を摂取するまで食べ続ける」のです。
自然界の動物たちは、健康に最適な食事をする方法を本能的に知っていて、それを実行しています。何故、人間だけはそれが出来ないのだろうか?

その答えが「超加工食品」のようです。

栄養の質、を重要視した食品が必要になります。
同書では「食物繊維」の重要性も繰り返し説いています。
食物繊維は、たんぱく質に次ぐ強力な影響を及ぼすようです。

各国で「栄養プロファイリングシステム」の導入が進んでいます。欧州では、Nutri Scoreの導入が進んでいます(賛否あるようですが。詳しくはNNB2019年3月号をご覧ください)。
FSANSではHealth Star Rating Systemが導入されています。

日本でも、味の素さんがこのHealth Star Rating Systemを参考に独自の栄養プロファイリングシステムであるANPS(The Ajinomoto Group Nutrient Profiling System)を日本で初めて導入しました。

本号では、このANPSのモデルにもなったFSANSのHealth Star Rating Systemをご紹介します。

(株)グローバルニュートリショングループ 武田 猛

GNGニューズレター(国内情報) 2022年3月16日 トピックス

<国内ニュース(要約)>

NEW PRODUCTS 新商品
●カンロ、健康意識の高まりを反映した3商品を発売 
●新日本製薬、フェムケアブランド「COCOROOT(ココルート)」から第一弾のサプリメント発売

MARKET NEWS マーケット
●SOMPOひまわり生命、「日本のFemtech(フェムテック)市場の可能性に関する調査」第3回の結果公表 
●2022 年 1月のドラッグストア販売額、「健康食品」は前年同月比 2.9%増加
●2022年1月の通販売上高、「健康食品」は対前年同期比2.8%増加

COMPANY NEWS 企業情報
●フェムテック専門POPUPストア「byeASU(あしたへ)」イオンレイクタウンkaze にオープン 
●BASEFOOD、オンラインコミュニティのオリジナルアプリをリリース 
●亀田製菓グループ、プラントベースミート、米粉パン、乳酸菌の3ブランド展開開始 
●スクラムスタジオ、「ウェルビーイング」をテーマに企業とスタートアップの事業共創支援

SCIENCE NEWS サイエンス
●えごま油と柑橘果皮の混合物摂取で高齢者の認知機能が高まるとの研究結果
●高齢期の体組成・体力とその健康影響―男性では骨格筋量、女性では脂肪量が筋力・歩行能力と独立して余命に影響
●「シスチン」と「テアニン」が運動ストレス軽減だけでなく外科手術後の早期回復にも有用

REGULATORY NEWS 法規制
●消費者庁、インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示の監視結果発表

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[今号のハイライト]
亀田製菓グループ、プラントベースミート、米粉パン、乳酸菌の3ブランド展開開始

[原文:kamedaseika.co.jp]

亀田製菓株式会社は、2022年3月7日、「プラントベースドフード」「米粉パン」「お米由来の乳酸菌」の新ブランドをそれぞれ立ち上げると発表した。

同社は米菓製造で知られる企業だ。新ブランド設立は、製菓業から健康価値のある食品業へと事業を拡大するための取り組みであり、米タンパク質の抽出技術や植物性素材に関する知見などが活用される。

プラントベースドフードの新ブランド「JOY GREEN」は、同年4月1日より「植物生まれのベースミート」が業務用として販売される。また、グループ会社の株式会社マイセンファインフードも同日に、大豆、玄米を用いた商品のリニューアルと新商品発売を行う。

米粉パンの新ブランド「Happy Bakery」は、グループ会社の株式会社タイナイを通じてアレルゲン28品目不使用の米粉パンが展開される。同年3月7日には、9つの新商品も発売された。

お米由来の乳酸菌の新ブランド「RiceBIO」は消費者の健康、美容サポートをビジョンに、加熱殺菌体ならではの特徴などを紹介するPR動画の公開を予定している。

(会員向けニューズレター「GNG国内ニューズレター2022年3月16日号」より抜粋)

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18年間の実務経験と20年間のコンサル経験を積み、38年間一貫して健康食品ビジネスに携わる。国内外750以上のプロジェクトを実施。「世界全体の中で日本を位置付け、自らのビジネスを正確に位置付ける」という「グローバルセンス」のもとに先行する欧米トレンドを取り入れたコンセプトメイキングに定評がある。世界各地にネットワークを築き上げ、情報活用サービス「グローバルニュートリション研究会」主宰。食品会社、化粧品会社、製薬会社の健康食品部門に対して、商品開発・マーケティング・海外進出などのコンサルティングを行っている。人が幸せに生きるためには健康が第一である。健康食品産業は「幸せ創造産業」である、という信念のもと、クライアントの成功を通じ、消費者に支持される業界を目指し、業界で働く人すべてが自分の仕事に誇りと自信をもてるようにしたいという想いから、業界健全化活動にも取り組んでいる。

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