プロポリスショットが巻き起こす新たな話題|NNBマンスリーレポート2026年4月号

こんにちは、GNG市野です。

New Nutrition Business(NNB)4月号日本語版をお送りします。

今号のNNBで特に注目したいのが、「プロポリスショット」のケーススタディです。

弊社代表の武田は、NNBがプロポリスのような素材を取り上げるのは珍しいと話していましたが、
近年のNatural Products Expo Westでも蜂産品の出展は増えており、
今年のExpo Westでもプロポリスは目に付く存在だったとのことです。

これまで“伝統素材”とされてきたプロポリスが、
ショットというフォーマットによって現代的なウェルネス習慣へと再定義されている点は、
非常に示唆的です。

また、ミートスナックの成長はこれまでも指摘されてきましたが、
女性のために設計されたミートスナックは新しいトレンドといえます。
背景には、市場の細分化というメガトレンドがあると考えられます。

さらに、これらのブランドに共通するのは、
いずれも女性創業者であり、透明性(トランスペアレンシー)を重視している点です。
これは今の時代に求められている重要な姿勢といえるでしょう。

今号は、素材の再定義と市場の細分化という観点で、多くのヒントが得られる号だと思います。

加えて、GLP-1時代の食品設計やプラントベースの動向など、主要トレンドに関する考察も掲載されています。

ぜひご一読ください。

 

■NNB(New Nutrition Business)4月号  トピックス

今回、会員向けにお届けしたNNB日本語版のタイトルは以下の通りです:

●Danone社は、AlproとHuelを武器に植物由来の「meals-to-go(手軽に食べられる食事)」市場でトップに立てるか?
●PepsiCo社、ミートスナックの「メインストリーム化」の波に乗る
●減量志向の消費者の間でチョコレートの売上は急増するのか?
●GLP-1時代におけるジュースの行方
●PortionIQは、GLP-1関連製品で、食事と健康に関するノウハウを活用している
●伝統と革新を融合させて成功する乳製品
●プラントベース市場の成長を牽引するのは、健康志向か、それとも高たんぱく嗜好か?
●Protein Plus Cookie、健康志向のスナッカーをターゲットに
●プロポリスショットが巻き起こす新たな話題
●Singing Pastures:女性を意識して開発されたミートスナック

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[今号のハイライト] 

プロポリスショットが巻き起こす新たな話題

 Bee & You社の創業者兼CEOであるAsli Samanci博士は、食品工学を専門とし、蜂製品の認証を研究してきた人物である。しかし、彼女が最初にプロポリス抽出物を開発したのは、幼い息子の自己免疫疾患の症状を緩和するためであった。息子の回復を機に、彼女はそこにビジネスとしての可能性と社会的責任を見出したのである。
 トルコは世界有数の養蜂国であり、国内には約820万ものミツバチの巣箱が存在する。しかし、同国の養蜂家の多くは、ローヤルゼリーやプロポリスといった他の蜂産物ではなく、主に蜂蜜のみを生産しているのが現状であった。
 「プロポリスは、ミツバチが樹木から集める樹脂です」とSamanci氏はNew Nutrition Businessに語る。「これは最も強力な抗酸化物質の一つである。」
抗菌作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用で知られるプロポリスは、古くから伝統的な健康法において重宝されてきたが、生のままではほとんど消化・吸収されない。そこでSamanci氏は独自の抽出方法を開発し、樹脂を「高吸収な水溶性ドロップ(滴下液)に進化させる」ことで、生体利用率を最大98%まで向上させた。抽出液を摂取し始めてから6か月以内に、息子の免疫グロブリン値(免疫状態を示す指標)は2倍以上に増加したという。
 「私は自分にこう言い聞かせました。『解決策はあるはずだ』と。そして、プロポリスの生産を開始し、最良の形で製品として市場に届けなければならないと考えました。」と彼女は語った。

(会員向けニューズレター「NNBマンスリーレポート2026年4月号」日本語版より抜粋

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NNB(New Nutrition Business)」とは、食品・栄養・健康の分野で読者の75%が企業の経営トップである、英国発信の業界専門誌です。

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