健康へ年間平均13.8万円の支出、運動サービスが増加を牽引:健康に関する意識と実態調査2024、ほか|GNGニューズレター2月17日号





本日配信のGNGニューズレターでは、冒頭の巻頭言にて、欧米で著名な業界誌であるNNB誌の” 10 Key Trends in Food, Nutrition & Health “(以下10キートレンド)について解説しています。

国内ニュースからは、日本初!金のユーグレナ®が「免疫」の機能性表示食品に、甘いもの好きの人の肥満を抑える腸内細菌、京大と東京農工大の研究グループが発見、認知機能低下リスク低減と栄養のガイダンスとミールキット開発の手引きを作成といった話題を取り上げています。

この記事では、その会員向けニューズレターの一部を抜粋してご紹介させていただきます。

こんにちは、GNG武田です。

先週、5回に分けてNNB10キートレンド2025年の内容をお伝えするセミナーをオンラインで開催しました。
可能な限り丁寧に解説をさせて頂いたこともあり、時間内に納めることが出来ませんでした。
しばらく動画の視聴が出来ますので、時間切れになってしまった方はご覧いただけましたら幸いです。

第1回の冒頭で、NNB10キートレンドとは、についてお話をさせて頂きました。
10キートレンドをビジネスの場でご活用いただくためには、実はここが一番重要なのです。

そこで、本号ではNNB10キートレンドとは、について今一度まとめてみました。

今号で紹介している「健康に関する意識と実態調査」では、「健康にかけている平均金額は全体で138,569円と、前年調査から約10,000円増加した。」という結果が報告されています。
調査対象者が限定的という制約はありますが、近年、明るい調査結果が少なかった中、希望が見られます。
インフレの影響もあるかと思いますが、「運動サービス」「サプリメント」「健康食品」の消費額が増加しているという調査結果は心強いです。
合わせて、昨年12月度のドラッグストアにおける「健康食品」の販売額も前年同月比で増加しています。

日本経済復活の兆しなのか、注視していきたいと思います。

武田 猛

GNGニューズレター(国内情報) 2025年2月17日 トピックス

<国内ニュース(要約)>

NEW PRODUCTS 新商品
●やずやが機能性表示食品「やずやのすっきり、するっとBLACK」新発売
●ヤクルト本社、3月に「Yakult 1000 糖質オフ」を機能性表示食品として発売
●日本初!金のユーグレナ®が「免疫」の機能性表示食品に
●アサヒグループ食品、世界初「枯草菌C-3102株」に、「骨密度」に加え「ひざ関節」に関する機能性を報告

MARKET NEWS マーケット
●健康へ年間平均13.8万円の支出、運動サービスが増加を牽引:健康に関する意識と実態調査 2024
●2024 年 12月のドラッグストア販売額、「健康食品」は前年同月比6.2%増加
●9割以上が胃の不調を経験—受診行動を促すための調査結果をおいしい健康が発表

SCIENCE NEWS サイエンス
●甘いもの好きの人の肥満を抑える腸内細菌、京大と東京農工大の研究グループが発見

COMPANY NEWS 企業情報
●「ザバス」が製品中のたんぱく質量表示の信頼性を検証する 「インフォームドプロテイン認証」取得
●認知機能低下リスク低減と栄養のガイダンスとミールキット開発の手引きを作成
●ニッスイグループ、養殖ビジネス拡大に向け、ブリ加工設備を増強
●ロート製薬、ドクターズチョイス社と資本業務提携契約を締結
●「タニタカフェ」の食事がオフィスで手軽に食べられるサービスをタニタが提供開始

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[今号のハイライト]
健康へ年間平均13.8万円の支出、運動サービスが増加を牽引:健康に関する意識と実態調査2024

[引用元:株式会社ハルメク・エイジマーケティング 調査リリース]

 女性誌販売部数No.1雑誌「ハルメク」などのマーケティングやリサーチのコンサルティングを通じて、50代以上のインサイトを日々探求する、ハルメク 生きかた上手研究所は、50~79歳のハルトモ(読者モニター)の女性538名を対象に「健康に関する意識と実態調査」をWEBアンケートにて実施した。
1年間で健康にかけている平均金額は全体で138,569円と、前年調査から約10,000円増加した。
健康にかけるお金の内訳を見ると、「運動サービス」が平均40,584円で最も高く、前年から約5,000円増加している。そのほか、「サプリメント」「健康食品」それぞれ約2,800円増加している。
健康に関する項目別にお金を掛けている割合を見ると、「運動サービス」は48.1%、「サプリメント」が52.0%、「医薬品・医療品」が74.9%であった。
ハルメク 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江氏は、「ジム」、「サプリ」の消費額が増加していることから、健康を効率よく手に入れる傾向は強まると予測できると述べている。
※出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」

(会員向けニューズレター「GNGニューズレター2025年2月17日号」より抜粋)

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グローバルニュートリション研究会は、世界中のニュートリションに関する情報の洪水の中から価値ある情報を厳選し、タイムリーに提供する日本で唯一の健康食品ビジネスに特化した会員制サービスです。

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18年間の実務経験と21年間のコンサル経験を積み、39年間一貫して健康食品ビジネスに携わる。国内外800以上のプロジェクトを実施。「世界全体の中で日本を位置付け、自らのビジネスを正確に位置付ける」という「グローバルセンス」のもとに先行する欧米トレンドを取り入れたコンセプトメイキングに定評がある。世界各地にネットワークを築き上げ、情報活用サービス「グローバルニュートリション研究会」主宰。食品会社、化粧品会社、製薬会社の健康食品部門に対して、商品開発・マーケティング・海外進出などのコンサルティングを行っている。人が幸せに生きるためには健康が第一である。健康食品産業は「幸せ創造産業」である、という信念のもと、クライアントの成功を通じ、消費者に支持される業界を目指し、業界で働く人すべてが自分の仕事に誇りと自信をもてるようにしたいという想いから、業界健全化活動にも取り組んでいる。

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