こんにちは、GNG武田です。
NNBマンスリーレポートを読むときの順番ですが、みなさんはどうされていますか?
一般的なNNBマンスリーレポートは、前半に「論説」が、後半に「ケーススタディ」が掲載されています。
好みもあるかと思いますが、私は「ケーススタディ」を先に読み、最後に「論説」を読むようにしています。
毎月の「論説」は、後半の各ケーススタディから得られるインサイトになっていますので、事例をインプットしてからの方が、イメージを掴みやすいと思います。
今号の「論説1」は、後半の「プロテインケーススタディ」「スナッキングケーススタディ」の成功事例から得られたインサイトになっています。
「論説2」「論説3」はそれぞれ独立した製品に対する分析、洞察になっていますが、後半のケーススタディとも関連するトレンドもあり、理解が深まります。
もちろん、これは好みの問題ですので、最初から順番に読んでいただいても面白いと思います。
さて、現在私は、Las Vegasで開催されているSupplySide West視察のため米国出張中です。
明日、Los Angelesに移動し、店舗視察に行く予定です。
ケーススタディに取り上げられた各商品を購入し、試食してみたいと思います。
特に、「論説3」で取り上げられているNestlé社のVital Pursuitは、新しいコンセプトの商品です。
そして、来月には10キートレンド2025年版が発刊されます。
毎年開催してきました「10キートレンド理解度UPセミナー」の開催については、現在検討中で、実施するかは決まっていません。
武田 猛
この記事について
GNGでは、会員向けに英国発信の食品・栄養・健康分野の業界専門誌【NNBマガジン(New Nutrition Business)】を日本語に要約し、定期的にお届けしています(月1回)。
毎月、最新情報を「定点観測」することで、ブランド戦略、マーケット分析、法規制、新技術に関する世界の動向を素早くつかむことができます。
この記事では、その会員向けマガジンの一部を抜粋してご紹介させていただきます。
■NNB(New Nutrition Business)10月号 トピックス
今回、会員向けにお届けしたNNB日本語要約版のタイトルは以下の通りです:
●カッテージチーズ、チキン、チョコレートコーティングを施した乳製品、成功の共通点
●クレアチンはプロテインと組み合わされるか?
●Nestlé社のGLP-1デビュー:革新か、巧妙なイメチェンか?
●「リアルフード」チキンチップスブランドが爆発的ヒット
●「罪悪感のない」ご褒美が乳製品スナックの成功を後押し
●伝統的な食品の再生:スウェーデンからスコットランドへ、ヨーロッパ人がカッテージチーズを受け入れ始めている
●エナジー、集中力、リラクゼーションのための天然ヌートロピックスナック
●高タンパクな飲料:Vieve Drinks の興隆
●罪悪感のない天然のご褒美がスウェーデンのスナックブランドをメインストリームの成功へ導く
●AIはイノベーション・プロセスのリスクを軽減できるか?
グローバルニュートリション研究会の会員企業の皆様は、会員ページで最新記事から過去10数年分のバックナンバーまですべての記事を読むことができます。
[今号のハイライト]
Nestlé社のGLP-1デビュー:革新か、巧妙なイメチェンか?
Nestlé社がGLP-1受容体作動薬の使用者向けに開発した「市場初」のブランドは、主流メディアで
革新的と評価されている。導入の速さには目を見張るものがあるが、よく見ると、Nestlé社の既存の
レディミールの生産能力と技術力を素早く(そして巧妙に)活用したものであり、マーケティング上の
イノベーションのように見える。
(会員向けニューズレター「NNBマンスリーレポート2024年10月号」日本語要約版より抜粋)
【NNB(New Nutrition Business)】とは
「NNB(New Nutrition Business)」とは、食品・栄養・健康の分野で読者の75%が企業の経営トップである、英国発信の業界専門誌です。
ブランド戦略、マーケット分析、法規制、新技術に関する世界の動向を、日本語の要約付きでお届けしています(月1回、11月&12月は「10キートレンド」として合併号を発行)。
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会員は、過去10数年分のバックナンバーを英語と日本語の両方で入手可能です。
*株式会社グローバルニュートリショングループは、New Nutrition Businessの日本におけるパートナー企業です。
※ グローバルニュートリション研究会とは?
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ご多忙の皆様が、業界動向を短時間で把握できますよう、お役に立てることができましたら幸甚です。